合歓の花を見ると幼い頃祖父から聞いた話を思い出す
厳しい冬の寒さが終わり暖かくなりかけた頃合歓の木は
「春が来たから芽を出すように」と山の木に一本づつ言って歩いた
そうしていたら自分が芽を出すのが最後になってしまった
そこで秋には一番に葉を落して手本を示したそうだ
合歓は南方から渡来してきた植物ということだろう
だから春先から暑い日が多いと元気になって
今の時期たくさんの花を付ける
今夏は山がピンク色になるほどたくさん咲いている
短絡的に地球の温暖化の影響かと思ったりする
農作物に影響が出たり大きな台風がやってこなければよいがと
見事な合歓の花を見ると取りこし苦労をしています
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