2010年10月26日火曜日
イノシシ被害ー2回目
9月30日にイノシシ被害を載せました
今朝はその顛末 稲穂は1粒もなくなりました
横に1本見えるのは電柵用の電線です
この線に3000Vの電圧が流れます
誤って手で触れると肩まで凄いショックを受けますが
電流が少ないので命に別条は有りません
イノシシは学習能力があって死なないことを
学びました 腹ぺこのイノシシは決死の覚悟で
電柵を押し倒して侵入して来ました
このような事例を他でも聞きました
イノシシも背に腹は代えられないのです
今年はクマの被害が前年に比べて7割も増えています
射殺されたクマの胃袋が空っぽだったとニュースで
知りました 今年は山にエサが無いのです
山が放置されドングリの成る木ーアベマキやクヌギ等の
ナラの木が枯れています いわゆるナラ枯れが起きて
エサとなるドングリが極端に少ないのです
当地ではひどい晩霜がありエサとなる柿も栗も
ありません
戦後の植林ブームで広葉樹がヒノキや杉に
変わりエサが少なくなりました
私の集落ではかって10人いた猟師が高齢化で
いまでは3人になってしまいました
色んな要因が重なり合って全国的に被害が
増えてきてお手上げです
山の畑で美味しいサツマイモを掘ってきていたのは
孫に聞かせる「昔話」になりました
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