2010年11月26日金曜日
農家戸別所得補償制度
現政権の農政の目玉に農家個別所得補償制度がある
販売する米と野菜の所得を補償するというものです
米で補償を受ける為には
42%の減反をしていること
水稲共済に加入していること
自家用米として10アールを引いた残りに
10アール当たり15000円をくれるというものです
この条件で補償金を受けられるのは
集落の2割の農家です
今年の米は豊作でもないのに価格が
暴落しているのは補償金があるというので
業者が買い叩いているのです
今年は野菜の高値が続きました
私は野菜農家なので売上げが伸びているのに
補償金をくれるのもおかしな話です
今までは転作補助金は行政や農協が
手続きをしてくれていましたが今年からは
自己申告になりました
野菜の補償を受けるためには
播種定植時期 使った肥料の種類と量 農薬の種類と使用回数
収量 単価 販売金額 販売先の証明書の添付
こういう書類に慣れている私でも半日を要して
7枚の書類を書きあげて今日提出しました
私は基本的にこの制度に反対です
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