2010年9月30日木曜日
稲ーイノシシ被害
久しぶりに田圃に行ってみると
見事にイノシシにやられていた
電気柵をしていたので安心していたが
草が伸びて線に触れて漏電していた
電気柵を設置すると しょっちゅう草刈りを
しなければならないことは分かっていた
夏の間は野菜の手入れと収穫に追われ
何回もの草刈りが出来なかったからだ
来年はワイヤメッシュ(建築資材ー太い針金で作った大きな金網)
を張ることにしよう そうすればいくら草が伸びても心配ない
この田圃は山の間にあり南側は急峻な高い山で
この被害場所は極端に日当たりが悪い
稲は植えたままの状態で株は張らない
耕作放棄しなければならなくなった時
ブラックリスト第一号の田圃です
2010年9月29日水曜日
イチゴの子苗(ランナー)
イチゴの子苗を掘り取り苗床に植えた
一か月作業が遅れた
理由は二つある 猛暑で子苗が出なかった
野菜の収穫に追われ雑草に襲われた
前者の理由は水やりを一日二回すれば良い
それが出来なかった
すると理由は結局一つになる
忙しくてイチゴに手が回らなかったことである
一か月前イチゴが全く見えないほど
雑草に襲われていた
その雑草を一本づつ鋏で根元を切った
引き抜くとイチゴの根も抜けて枯死する
炎天下大変手間のいる作業だった
雑草を取ると貧弱な苗が現われた
それからは毎日水やりをした
有機液肥の300倍液を如雨露で施肥した
やっとがっちりした苗になったので子苗を
苗床に植えた 1600本確保した
これだけあれば60坪のハウスに植えられる
ゴールデンウィークには6人の孫がイチゴ狩りに
やって来て腹一杯食べてお土産に持って帰る
柏市(千葉県)の孫は帰省時しかイチゴ狩りが
出来ないので毎週クール便で送っている
イチゴ専業農家だった頃を思い出すと
昔日の感がする
一か月作業が遅れた
理由は二つある 猛暑で子苗が出なかった
野菜の収穫に追われ雑草に襲われた
前者の理由は水やりを一日二回すれば良い
それが出来なかった
すると理由は結局一つになる
忙しくてイチゴに手が回らなかったことである
一か月前イチゴが全く見えないほど
雑草に襲われていた
その雑草を一本づつ鋏で根元を切った
引き抜くとイチゴの根も抜けて枯死する
炎天下大変手間のいる作業だった
雑草を取ると貧弱な苗が現われた
それからは毎日水やりをした
有機液肥の300倍液を如雨露で施肥した
やっとがっちりした苗になったので子苗を
苗床に植えた 1600本確保した
これだけあれば60坪のハウスに植えられる
ゴールデンウィークには6人の孫がイチゴ狩りに
やって来て腹一杯食べてお土産に持って帰る
柏市(千葉県)の孫は帰省時しかイチゴ狩りが
出来ないので毎週クール便で送っている
イチゴ専業農家だった頃を思い出すと
昔日の感がする
2010年9月28日火曜日
ハクサイ(早生)
これは最初に植えた早生白菜です
品種はタキイの「黄ごころ65」です
ハクサイの生育は驚くほど早い
10日もすれば結球を始めるでしょう
この時期は除草をして最後の肥料をする
最後のふんばり肥料が効いていないと
固く結球しない キャベツとは違う
即効性の尿素や硫安などの化学肥料を
施す人が多い 即効性で実によく効くが
味が落ち病気になり易く害虫も多く発生する
私は菜種粕を施肥して軽く打ち込む
最後までゆっくり効いて大きくて固く締まった
ハクサイとなる
化学肥料よりも有機肥料は高価ですが
病害虫が少なくなり連作出来れば
長い目で見れば有機肥料は
却って安いのです
2010年9月27日月曜日
秋ジャガイモ
9月3日に「秋ジャガの芽出し」を載せました
直ぐ植え付けたのですが記録破りの猛暑
連日水やりに追われました
写真右上のほうは小さく全体に不揃いです
溝に青い色をしているのは灌水用のホースです
株間30cm条間80cm 条間は60cmでもよいのですが
管理機で作業をしようと広くとりました
品種は「デジマ」で 色んな品種を作ってみましたが
秋ジャガには最も適しているように思われます
「デジマ」は春作より何故か秋作のほうが
ホクホクして美味しいのです
11月上旬から掘り始めます
掘りたてのイモは手やタワシで皮が剥けます
掘りたてで まだ土の乾いていないようなイモを
道の駅「彩菜茶屋」や箕面市の「彩菜みまさか」に出荷予定です
2010年9月26日日曜日
大根の播種
大根が一斉に発芽した
大根を上手に作るコツは深く耕すこと
「大根三耕」という言葉がある
次に25cmに点播する 間隔が一定なので
揃った大根が出来るのと種子が少なくて済む
間もなく間引くようになるが この時引き抜かない
先の細いハサミ(摘果鋏)などで切る
私は間引くと言わないで「間切る」と言っている
抜くと残す大根の細根を傷め生育が2-3日中断する
間切って2本にしたら倒れないように軽く土寄せをする
大根は元肥主体で一気につくる
これが柔らかい大根を作るコツです
大根を上手に作るコツは深く耕すこと
「大根三耕」という言葉がある
次に25cmに点播する 間隔が一定なので
揃った大根が出来るのと種子が少なくて済む
間もなく間引くようになるが この時引き抜かない
先の細いハサミ(摘果鋏)などで切る
私は間引くと言わないで「間切る」と言っている
抜くと残す大根の細根を傷め生育が2-3日中断する
間切って2本にしたら倒れないように軽く土寄せをする
大根は元肥主体で一気につくる
これが柔らかい大根を作るコツです
2010年9月25日土曜日
キュウリネットー夜なべ
昨日午後からはキュウリの農作業で
午後8時までかかった
まず有機肥料(菜種粕と魚粕を混合したもの)の追肥
次に畝の肩だけ雑草防止の為 黒マルチを掛ける
そして敷きワラ マルチもワラもトマトからのリサイクル
予想以上に手間取ったのはネット張り
日暮れまでには とても終わりそうにない
500wの投光器を点けての作業となった
まだ完成はしていない
プラ竹を立てたり桁行き防止策をしなければならない
夜なべまでしなくても明朝しても良かったのだが
今朝は野菜の収穫と出荷を済ませると
親戚の49日の法要があり参列 帰宅すれば夕刻
キュウリもこれ位になると急速に大きくなる
1日遅れると倒れるキュウリが続出して
ネットが張り難くなったり幹が折れることがある
仕方なく強行軍の作業となった
携帯の歩数計は25000歩を超していた
2010年9月24日金曜日
キュウリ圃場にマッシュルーム
昨日の夕方キュウリの根元に茸が生えかけていた
マッシュルーム茸に似ています
この圃場の前作はイチゴでした
イチゴの畝と畝の間(通路)にガーデンバッグ24杯分の
落ち葉を敷きつめ雑草防止とイチゴ狩に来た孫が
転んでも汚れないようにしていました
鋤込まれた落ち葉に菌糸が繁殖して茸を
発生させました
これは自然を再現して 理想の土に変わろうとしています
化学肥料を入れると菌糸や土壌微生物が死に土の活力が
失われ その結果野菜は作り難くなってきます
マッシュルーム農家は野菜作りが上手です
それはマッシュルームを生やした菌床はとても良い堆肥になっているからです
このキュウリの出来が楽しみです
生育状況を時々公開いたしますのでご覧下さい
2010年9月23日木曜日
タマネギの播種
最近「タマネギがトウ立ち(花が咲く)するのは何故か」
という質問をよく受ける
タマネギは一定の大きさになり低温に遭うとと
花芽をつくりトウ立ちする
ひとつには定植時の苗が大きすぎるのは危険
100本束が500g以上のは植えないほうが良い
400-450gが最適の大きさ
次に稲刈りが早く終わり早く植えようとする
すると植えた苗が本圃で大きくなって花が咲く
以前 山陰の方が苗を買って下さった
後で聞くと全部花が咲いたそうだ
山陰は雪の下で暖かく生育が進んだからです
30年前は9月15日頃種まきをしていた
それから17-18日になり今年は22日に播いた
地球の温暖化でだんだん遅くなった
人間が作物に合わせて作業をする
これを適期作業という
という質問をよく受ける
タマネギは一定の大きさになり低温に遭うとと
花芽をつくりトウ立ちする
ひとつには定植時の苗が大きすぎるのは危険
100本束が500g以上のは植えないほうが良い
400-450gが最適の大きさ
次に稲刈りが早く終わり早く植えようとする
すると植えた苗が本圃で大きくなって花が咲く
以前 山陰の方が苗を買って下さった
後で聞くと全部花が咲いたそうだ
山陰は雪の下で暖かく生育が進んだからです
30年前は9月15日頃種まきをしていた
それから17-18日になり今年は22日に播いた
地球の温暖化でだんだん遅くなった
人間が作物に合わせて作業をする
これを適期作業という
2010年9月22日水曜日
ハクサイ定植(2回目)
9月20日に2回目の白菜を植えた
畝幅140cm株間45cmひと畝に2条植えた
長さは45m 植えた本数は800本少々です
夏の間はトーモロコシを植えていた
それを耕運機で鋤込んでいる
トーモロコシの残渣は繊維が多く良い土作りになる
肥料は菜種粕をはじめ有機質肥料のみである
今夏は少雨と言うより殆ど降らないので水やりに追われる
今日午後から久しぶりの降雨の予報で助かる
「百日の日照りももう一日」と言うそうだ
今日午後から したい仕事があったのに・・・・・
雨になったらハウス内の作業にしよう
2010年9月21日火曜日
スモモの開花
今年は異常気象が続いている
5月になってから寒波がきて霜どころか氷が張った
梅の幼果は凍傷で落果してしまった
桃 スモモ ネクタリン 柿 キウイなど全てダメになった
私の場合は趣味の家庭果樹だけど果樹農家だと
年収をもぎ取られ大打撃です
少雨と高温続きでスモモは葉を落とすことで
身を守った
葉を落してしまうと新芽を出してきた
そして花を咲かせた
この花は来年咲く予定の花が咲いたのであって
来年はもう咲く事が出来ない
人間は自然を前にしてなすすべが無い
所詮 人間は自然の中で生かされているのです
今年の異常気象は人間のおごりに対して
警鐘を鳴らしたのかも知れません
2010年9月20日月曜日
残暑の影響
今夏は記録づくめの暑さだった
9月になってから最高気温を更新した
9月になると秋冬どりの白菜などの植え付けが始まる
猛暑のなか植えたらこのように枯れた株が出た
例年だと見事に揃って出来るのだが・・・・・
水やりを毎日してもこの結果です
左の畝はブロッコリー 見事に枯れている
毎日水やりをするので雑草はたくさん生えてきた
この暑さで枯れる株が出るだろうと思って
補植用に育てている苗があるので
今日夕方に植えておこう
「道の駅」に白菜などの苗を出荷している
今年は異変がおきている
苗の売れ行きが悪い
植えても水やりが大変だから植え付ける本数を
少なくしたのだろう
今冬は水炊きをしようと思っても白菜が高くて・・・
実は農家も大変なんです
9月になってから最高気温を更新した
9月になると秋冬どりの白菜などの植え付けが始まる
猛暑のなか植えたらこのように枯れた株が出た
例年だと見事に揃って出来るのだが・・・・・
水やりを毎日してもこの結果です
左の畝はブロッコリー 見事に枯れている
毎日水やりをするので雑草はたくさん生えてきた
この暑さで枯れる株が出るだろうと思って
補植用に育てている苗があるので
今日夕方に植えておこう
「道の駅」に白菜などの苗を出荷している
今年は異変がおきている
苗の売れ行きが悪い
植えても水やりが大変だから植え付ける本数を
少なくしたのだろう
今冬は水炊きをしようと思っても白菜が高くて・・・
実は農家も大変なんです
2010年9月19日日曜日
人参の発芽
ゴマを片づけてニンジンを播いた
8月末日までには播こうと思っていたが作業の遅れから
9月8日になってじまった
この分だと年末にやとお取れるかも
これからは日が短くなり気温も下がってくる
だから秋の1日の遅れは先では数日の遅れとなる
秋の一日はおろそかにしてはならない
「ニンジンを生やしたら百姓は一人前」と言われた
それほど人参の発芽は難しかった
人参の種子には小さな毛がいっぱい付いていて
その為播いた種子に水分が届きにくかった
だから発芽が困難だった
今では大部分人参の種子の毛は取り除いてある
それでも発芽まで手間がいる
特に今の時期の播種は気温が高く土はよく乾燥する
毎日の灌水は人参の発芽にとって不可欠です
8月末日までには播こうと思っていたが作業の遅れから
9月8日になってじまった
この分だと年末にやとお取れるかも
これからは日が短くなり気温も下がってくる
だから秋の1日の遅れは先では数日の遅れとなる
秋の一日はおろそかにしてはならない
「ニンジンを生やしたら百姓は一人前」と言われた
それほど人参の発芽は難しかった
人参の種子には小さな毛がいっぱい付いていて
その為播いた種子に水分が届きにくかった
だから発芽が困難だった
今では大部分人参の種子の毛は取り除いてある
それでも発芽まで手間がいる
特に今の時期の播種は気温が高く土はよく乾燥する
毎日の灌水は人参の発芽にとって不可欠です
2010年9月18日土曜日
キュウリー3重連
今 第3作目のキュウリが収穫最盛期です
昨日の夕方収穫していると このようなキュウリを見つけた
夕食後写真を撮りに行った
今朝は立派なL級のキュウリになっているだろう
このブログを書いてから朝の収穫に出かけます
ダブル(2本)で成ることは よくあるがトリプル(3本)は珍しい
下手をすると2本目が釣り針のように曲がり果になる
これは一日おきに3本とも収穫出来る
肥料をたくさん入れたからだろうと思われるでしょうが
そうするとキュウリは枯れたり病気になってしまいます
このキュウリは肥料ではなく地力で作っています
人間で言えば体力です
体力の無い人は風邪にかかり易く病気がちで
モチベーション(やる気)が低い
長年有機農業を目指してこつこつと土作りに
努力してきた結果であろう
ことしは周りの人はキュウリやナスの成りが少ないと言う
今夏は高温続きで作柄が悪いのか市場価格が常に高い
消費者は今年のキュウリの高いのにビックリだと思います
度々ブログで紹介しましたが私のキュウリは
近年にない出来 トマトを抜いて売上トップになるだろう
土作りこそが農業の真骨頂です
2010年9月17日金曜日
中古耕運機
これは我が家の主力農機具の一つです
10馬力のディーゼル耕運機です
30年あまり使っていた6馬力の耕運機が
かなり傷んできたので買い増した
新品は高価なので中古品を探した
価格は3万円 私の所へ来てから10数年になる
今春整備してもらったので まだ当分使える
耕運機としてはかなり大型で このクラスを買おうと
する人はトラクターを買う
2台目を求める人は小さいのを買うだろう
需要が少ないからこんなに安かったのだろうか
野菜圃場は点在しており 小量多品目栽培なので
トラクターの出番は無い
この馬力の耕運機だとトラクターよりも
良い仕事をしてくれる
難点は大きいから取扱いが楽でないのと
セルモーターで始動しないからハンドルを手で回す
かなりの腕力がいる 同級生は感心して言う
「よくそんな大きなのを 使うもんだ」と
最新の農機具にはコンピューターを搭載したものが
多いが農機具は「仕事をして なんぼ」です
2010年9月16日木曜日
キュウリー灌水開始
キュウリを植え付けて暫くの間はまだ根が張っていない
そこで一株づつヤカンで丁寧に水やりをした
一昨日のブログと見較べて下さい
こんなにも大きくなっています
そこで昨日は灌水チューブを這わせました
灌水の試運転です 成功です
チューブの上に敷きワラをします
そのワラはトマトに敷いていたワラをリサイクル
キュウリの成長は驚くほど早い
早くネットを張る用意をしなければ・・・・・
畝幅1.6m株間50cmで植えています
品種は長いこと作って慣れているので
タキイ種苗の「北進」です
2010年9月15日水曜日
過剰投資の米作り
当地区では今稲刈りの最中です
今年は台風などの災害もなく豊作のようです
この写真は同級生のK君が一昨年建てた
籾の乾燥調製施設(ライスセンター)です
大型の2台の乾燥機をはじめ最新の機械を備え
全自動化した施設です おそらく一千数百万は
かかっていると思われます
彼の経営面積(1.3ha)から考えると とても採算の合わない
投資です
「採算を考えたら農業はやれん 道楽みたいなもんじゃ」と
彼は言います
一般企業ならとっくに倒産しているでしょう
地区で一番分限者だったNさんは1ha弱耕作して
いますが大変な機械投資です
彼は「先祖供養をしているようなもの 先祖の田を
荒らすわけにはいかないので」と言う
K君は若い時から狩猟が趣味です
高い猟犬を買い年間のエサ代もバカになりません
鉄砲も高価なのを持っており弾代と毎年の
狩猟税(岡山県と兵庫県の2県分)も高価です
イノシシを仕留めると よく肉を貰います
1kg何万円の肉なのでしょうか
私は海釣りに行きますが魚は店で買うほうが安い
「道楽で 先祖供養で」農業をしてくださる人が
大部分の日本の米を支えています
感謝しなければと思います
私を含め70歳前後の人が主役の日本農業です
圧倒的勝利をおさめた菅さん 机上では無く
現場を見て農政を考えて欲しいですね
2010年9月14日火曜日
キュウリー4作目
9月1日にキュウリの発芽を書きました
6日に定植して13日(昨日)の姿です
4作目の植え付けで今年最後になります
イチゴの後作で約60坪のハウスに200本植えています
写真右上に見えるのはハウスのパイプです
イチゴを長年作って土作りをしているので
今回は何もしないで植え付けました
菜種粕 魚粕 米糠などをたっぷり入れて耕し
十分な灌水をして半月ほど放置しました
有機質の肥料が土中で発酵段階で植えると
キュウリは根腐れを起こして枯れてしまいます
これからは目に見えてビックリするスピードで
大きくなり10月に入ったら収穫が始まるでしょう
それから霜が降るまで1か月半の収穫が続きます
今この状態で露地でも作れますが少ししか成らず
しかも短いキュウリで商品生産は無理です
第1走者から第4走者までうまい具合にバトンが渡って
います 半年間キュウリを摘み続けることになります
2010年9月13日月曜日
トマトーご苦労さんでした
トマトの収穫が終わってから半月になる
全く水やりをしないので下葉が枯れ上がってしまった
8段の収穫を終え上部の葉はまだ青々としている
これがナスやキュウリだったらとっくに枯れている トマトの
原産地はペルー アンデスで雨の少ない冷涼な地に生まれた
トマトのDNAは生まれ故卿の気候を覚えている
だから長いあいだ雨が降らなかっても枯れたりしない
むしろ日本の高温多湿は大変苦手です
全て野菜を上手く作ろうと思ったら原産地を知ることです
大まかに言って直根を深く下ろす野菜は乾燥地が多い
だから多湿には弱い野菜と言うことになります
2010年9月12日日曜日
稗(ヒエ)に襲われた稲
Yさんは今年から稲の無農薬栽培に取り組んだ
しかし 稗に襲われた 半作かも知れない
彼は除草機を押し這いつくばって手取りもした
稗の生命力は稲の数倍はあろう
結果はこのようになってしまった
日本の水田の99.999・・・%に除草剤が使われている
アイガモを使った無農薬農法は新聞種になり誰にでも出来ない
昭和30年代の除草剤は撒くと直ぐにドジョウやオタマジャクシが死んだ
今の除草剤は全く何も死なない
それどころか1回撒けば長期間に亘り全ての雑草を生やさない
昔は田植えを済ますと家族総出で旧盆まで草取りに追われた
3番草を這いつくばって取り旧盆を迎えた
除草剤が無かったら兼業農家も大型稲作農家もないだろう
交通事故を心配しても車を手放せないにも似ている
2010年9月11日土曜日
NHKテレビ放送ーセンニンソウ
「ニュースコア6岡山」というローカル番組があります
NHK総合テレビ午後6時10分から7時までの放送です
天気予報が済んだ頃、視聴者からの投稿画面が現れます
毎夜3画面が3日連続して放送されます
この画面は9月9日から放送されました
先日のブログに書いた同じ花です
でもこちらの花のほうが鮮明に撮れています
ブログの写真はCANON のIXYでいつもズボンの左ポケットに入っています
この写真はCANONの一眼レフEOS 50Dで撮ったものです
美空ひばりのデビュー当時に「東京キッド」があります
「右のポッケにゃ夢がある 左のポッケにゃチュウインガム」
「右のポッケにゃ携帯電話 左のポッケにゃデジタルカメラ」
2台のカメラの中間機種CANON POWER-SHOT G9と
3台を使い分けています
3台のフィルムカメラは収納ボックスに入ったままです
お気に入りはNIKONーFMでオールマニュアルカメラです
ズシッとした手ごたえのある重さと
シャッターを押したとき「ガシャ」という音がいいのかな・・・
昔の恋人に会ったようだと言った人がいました
今では定価より高くなっているとか聞きました
NHK総合テレビ午後6時10分から7時までの放送です
天気予報が済んだ頃、視聴者からの投稿画面が現れます
毎夜3画面が3日連続して放送されます
この画面は9月9日から放送されました
先日のブログに書いた同じ花です
でもこちらの花のほうが鮮明に撮れています
ブログの写真はCANON のIXYでいつもズボンの左ポケットに入っています
この写真はCANONの一眼レフEOS 50Dで撮ったものです
美空ひばりのデビュー当時に「東京キッド」があります
「右のポッケにゃ夢がある 左のポッケにゃチュウインガム」
「右のポッケにゃ携帯電話 左のポッケにゃデジタルカメラ」
2台のカメラの中間機種CANON POWER-SHOT G9と
3台を使い分けています
3台のフィルムカメラは収納ボックスに入ったままです
お気に入りはNIKONーFMでオールマニュアルカメラです
ズシッとした手ごたえのある重さと
シャッターを押したとき「ガシャ」という音がいいのかな・・・
昔の恋人に会ったようだと言った人がいました
今では定価より高くなっているとか聞きました
2010年9月10日金曜日
ハクサイの苗
先日ブログに載せていた白菜の苗を6cmのポリポットに
鉢上げして定植出来る大きさになりました
1週間前より道の駅に出荷しています
5本セットで210円です
他にキャベツ ブロッコリー カリフラワーも
同じ荷姿と定価です
苗は普通1鉢50~60円で売られています
私は小さいポットを使う事と5本セットだから
この値段で売っています
トマトやナスは1本植える人もいますが
ハクサイは最低でも5本は植えるだろう
20本要る人は4袋買うだろう
と言うことでこの売り方をしています
今年はあまりにも暑いので皆さんは
植えるのをためらっておられるようです
話はガラリと変わりますが先日載せた
センニンソウの写真をNHK岡山放送局に
送信しました
昨日夕方7時のニュースの前の
「ニュースコア6おかやま」で放送されました
今夜(PM6時56分頃)も放送されます
県内のお方はご覧ください
鉢上げして定植出来る大きさになりました
1週間前より道の駅に出荷しています
5本セットで210円です
他にキャベツ ブロッコリー カリフラワーも
同じ荷姿と定価です
苗は普通1鉢50~60円で売られています
私は小さいポットを使う事と5本セットだから
この値段で売っています
トマトやナスは1本植える人もいますが
ハクサイは最低でも5本は植えるだろう
20本要る人は4袋買うだろう
と言うことでこの売り方をしています
今年はあまりにも暑いので皆さんは
植えるのをためらっておられるようです
話はガラリと変わりますが先日載せた
センニンソウの写真をNHK岡山放送局に
送信しました
昨日夕方7時のニュースの前の
「ニュースコア6おかやま」で放送されました
今夜(PM6時56分頃)も放送されます
県内のお方はご覧ください
2010年9月9日木曜日
ナスのジャングル
5月に植えたナスが夏バテもせず成り続けています
このナスはV字仕立てといって枝を左右にV字型に
誘引して育てています
私の背丈よりも高くなり2mを超しています
V字仕立てにすると光線が枝の中まで入り
ナスに色むらが無くナス紺色の美しいものが収穫できます
ナスは肥料と水をたくさん要求する野菜です
度々の追肥と通路に毎日水を入れています
水不足は直ぐに固いそして艶のない石ナスとなります
上作のコツは追肥 水やり 敷きワラ そして誘引です
それに冬の間に落ち葉などを入れて土作りをしておくことが
最も大切な作業です
このナスはV字仕立てといって枝を左右にV字型に
誘引して育てています
私の背丈よりも高くなり2mを超しています
V字仕立てにすると光線が枝の中まで入り
ナスに色むらが無くナス紺色の美しいものが収穫できます
ナスは肥料と水をたくさん要求する野菜です
度々の追肥と通路に毎日水を入れています
水不足は直ぐに固いそして艶のない石ナスとなります
上作のコツは追肥 水やり 敷きワラ そして誘引です
それに冬の間に落ち葉などを入れて土作りをしておくことが
最も大切な作業です
2010年9月8日水曜日
ゴマの収穫
今日はいよいよゴマの収穫です
黄色くなった葉を昨日取っておきました
黄色くなっていたのでまるで落ち葉が落ちるように
簡単に取ることができました
10本づつを目安に束ねて空いているハウスに
ブルーシートを広げて干します
1か月もすればよく乾燥して莢ははじけます
逆さにすればゴマが出てきます
盗賊の首領は「ひらけ ゴマ」と言ったそうですが
呪文を唱え無くてもゴマは開きます
ゴマはアフリカのサバンナ原産なので
「アラビアンーナイト」に登場したのでしょう
2010年9月7日火曜日
センニンソウ
8月の終わりに咲き始めたセンニンソウが今満開です
川の両岸にあちこち真っ白くなるほど咲いている
川沿いに群生しているのは水分を好むからだろう
川に沿った農道を歩くと爽やかな香りがするので
匂いでセンニンソウが咲いているのが分かります
センニンソウはキンポウゲ科に属する毒草です
牛や馬は食べません
別名「ウマクワズ」とも言います
皮膚の弱い人は葉に触れるだけでかぶれます
一時この葉を揉んで踝(くるぶし)の後ろに貼りつけると
腰痛に効くとブームになったことがありました
私も試したことが有ります
貼り付けた個所がまるで火傷のように水ぶくれができ
痛くて我慢ができず医者にかかりました
花言葉はなぜか「安全 無事」です
どうも納得がいかない花言葉ではありませんか
2010年9月6日月曜日
農家個別所得補償制度
写真は昨日の続きです 稲の中まで蓮が入ってきました
友人が「米を作っている農家は1反(10アール)に15000円貰えるそうで、いいなぁー」
と言いました 私もそれだけ頂ければ米価も年々下がっており助かると思いました
ところが問屋はそんなに簡単には卸してくれません
政府が指示する減反面積(42%の水田で米を作らない)を達成して
それから自家用米(1反)を差し引いて残りの水田に15000円をくれるのです
私の集落には51戸の農家がありその内19戸は高齢化等により農業を止め
32戸が米を作っています
この制度で恩恵を受けるのは4戸で補助金総額は61800円です
民主党は農政の目玉と言っていますが余りにも現実離れしています
このことを「現実離れした個別補償制度」という意見で
地元紙(山陽新聞)に投稿したら載りました
私の集落は急傾斜な農地が多くそのハンディに対する補助金で
バックホーや運搬車を買って大いに利用しています
その補助金も現政権下では厳しい内容になり集落で
相談して対応するのが難しく辞退しました
何だか農政に見放された村になったようです
農村が瓦解する音が聞こえそうです
90数%の中小企業が日本を支えているように
中小農家が日本の農業を支えています
農村が潰れたら真に困るのは消費者です
農村問題は本当は消費者問題なのです
ハスの花からとても固い内容になりました
お読み下さり有難うございました
友人が「米を作っている農家は1反(10アール)に15000円貰えるそうで、いいなぁー」
と言いました 私もそれだけ頂ければ米価も年々下がっており助かると思いました
ところが問屋はそんなに簡単には卸してくれません
政府が指示する減反面積(42%の水田で米を作らない)を達成して
それから自家用米(1反)を差し引いて残りの水田に15000円をくれるのです
私の集落には51戸の農家がありその内19戸は高齢化等により農業を止め
32戸が米を作っています
この制度で恩恵を受けるのは4戸で補助金総額は61800円です
民主党は農政の目玉と言っていますが余りにも現実離れしています
このことを「現実離れした個別補償制度」という意見で
地元紙(山陽新聞)に投稿したら載りました
私の集落は急傾斜な農地が多くそのハンディに対する補助金で
バックホーや運搬車を買って大いに利用しています
その補助金も現政権下では厳しい内容になり集落で
相談して対応するのが難しく辞退しました
何だか農政に見放された村になったようです
農村が瓦解する音が聞こえそうです
90数%の中小企業が日本を支えているように
中小農家が日本の農業を支えています
農村が潰れたら真に困るのは消費者です
農村問題は本当は消費者問題なのです
ハスの花からとても固い内容になりました
お読み下さり有難うございました
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