2013年5月31日金曜日

同窓会

5月29~30日林野高校35年卒の同窓会で出雲大社に参拝しました                    (私は病欠で3年後に卒業) 幹事のGちゃん呼んでくれて
有難う タイムスリップして楽しい同窓会になりました)
松江市に住んでいるTちゃん(元島根大学副学長)は中一の時からの親友
彼も現地で合流 私以外は高卒以来の再会でした(54年ぶり)

帰途大根島の庭園とボタンを見学して美しい庭園を
観賞しながらの昼食は最高でした





2013年5月30日木曜日

枝豆

枝豆の昨日の姿です
3段階に分けて植えています

一番早いところは雑草も大きくなってきました
早く除草をしないと枝豆が襲われてしまいそうです

条間は70cmと広くとっています
機械による作業をするためです

株間は30cm 一か所に2本づつ
苗を作って植えています

品種は京都「まるたね」の「たんくろう」と
いう品種を作り続けています

2013年5月29日水曜日

イチゴジャム

イチゴのハウス栽培をするつもりで苗を用意していました
ところが3月の入院を控えていたので作付を中止しました

沢山の苗を廃棄するのは勿体ないと8個のプランターに
3株づつ合計24株を植えました

時折ブログにアップいたしましたが立派なイチゴが
予想外に成りました

食べきれないので度々ジャムを作りました
イチゴが甘いので砂糖は原料の10%しか入れませんでした

これでは日持ちがしないので一回分だけ 小分けして
冷凍にしておきました

「宇野農園」はもともとは「宇野苺園」でした
大きなイチゴ専業農家でした

県内では最初に「観光イチゴ園」をオープンいたしました
来年は「昔取った杵柄」とやら1ハウス苺(100坪)を復活いたします

店頭には甘くないイチゴが沢山売られています
私は食べなくても見ただけで甘さが分かります

苺ってこんなに甘かったの と皆さんが驚かれるような
イチゴを作ってお届けしようと思っています

今朝の花 スイレン


2013年5月28日火曜日

キュウリ

作業遅れからキュウリがやっとこの大きさです
いつもネットを張る前に支柱を立てています

こうしておけばネットを張るまでに倒れないし
ネット張り作業にも幅を持たせることが出来る

昨日は午後から時折突風が吹いたが
倒れることはなかった(倒れると折れます)

これから第一回の追肥をして
敷きワラをする

黒マルチに比べて地温を上げないし
水分を保持するので夏野菜にはワラは欠かせません

これだけのキュウリに約500束の稲ワラが必要です
稲ワラは最終的には漉き込むので土を肥やしてくれます

今朝の花 キンケイソウ
キンケイギクとも言われ明治中期に
切り花として輸入されたものが野生化した

とにかく繁殖力が強い アスファルトとコンクリートの隙間に落ちた
種子が花束のように咲いている

さしずめ「ど根性キンケイソウ」と言ったところでしょうか

2013年5月27日月曜日

トーモロコシ

今朝トーモロコシの追肥と土寄せをした
畝間に有機肥料を施し管理機で作業をした

土寄せの仕上げは鍬を使っての作業となる
こうしておけば倒伏の予防になる

脇芽は取らない 葉の絶対数が多い方が
大きなトーモロコシができる

横着して立派なトーモロコシが出来るので
こんなに良いことはない

一回分の植えつけは数百本
十回の作付になります

今日は午後2時のアップでした

2013年5月26日日曜日

耕運機

我が家で一番の働き者 大型の耕運機です
十数年前 中古品を3万円で買いました

少量多品目生産の野菜専業農家にとっては
トラクターより重宝しています

10馬力あるので力強く作業をこなしてくれます
数十センチ伸びた草でも なぎ倒し粉砕します

手元のレバー一本で車輪幅を自由に変えられます
だから 畑の隅まで残すことなく耕します

 
欠点は10馬力のディーゼルエンジンを手動で始動させます
かなりの腕力とテクニックがいります

耕耘中 方向転換も腕力がいります
71歳の私にとっては限界に近くなっています

近在ではこんな耕運機を使っている人を知りません
同級生は「よく使うねー」と言います

トラクターからミニカルチャーまで合計9台あります
だから高齢になっても農業を続けられるのです



2013年5月25日土曜日

エンドウ

1月に直播したエンドウです
近所の皆さんに比べて見劣りしていました

でも 立派に育ってくれました

エンドウは特に連作を嫌う野菜の一つですが
このエンドウは何年も連作しています

落ち葉などにより 土つくりをすることと
化学肥料を使わないからです

野菜農家にとって連作障害ほど恐ろしいものは
ありません

収量がダウンする(減給処分)
野菜を作れなくなる(失職)

そのようにならないように努力してきたことが
野菜農家を続けてこれたのでしょう
 

2013年5月24日金曜日

アスパラ

家庭菜園としてアスパラを植えています
春先には楽しみな野菜です

最近聞いた話
アスパラの両端を曲げて折れた上半分はそのまま使い
下半分(株元)は皮を剥いて使うとか・・・・・・・・

私の作るアスパラは有機肥料だけで作るので
柔らかく皮を剥いたことはありません

それで我が家で食べているような柔らかいアスパラを
作って出荷したり「宇野農園頒布会」の会員にお送りしたら
喜んでもらえるだろうと急きょ種子を蒔いた

これだけの苗の種子代金が約10.000円です
種子代と肥料代をケチったらよいものはできません

これを小さいポットに移植して段々と大きいポットに
植え替えて秋までには大きな苗に育てます

収穫の始まるのは平成27年春からです
時々生育の状態をアップいたします

2013年5月23日木曜日

太秋(たいしゅう)柿

これは柿の最高品種と言われている品種 
太秋柿の蕾です

植えて4年目に初めて蕾を付けました
十数個付いていますがまだ木が小さいので
数個に制限しなければならないでしょう

富有柿に似ていますが1.5倍の大きさです
300~400gの大きさで 大きいものは500gにもなります

梨を食べるような食感で糖度16~18度
昨秋 彩菜茶屋では一個300円前後で売られていました

ネット販売では5個入り4500円で売られていました
高級果物並の値段です

今朝の花 ニオイバンマツリ ブルーで咲いて2~3日で真白くなります
馥郁としたジャスミンの香りをまき散らしています


2013年5月22日水曜日

梅 豊作と不作

これは「小梅」で鈴なりに成って大豊作です
南高梅も豊作です
これらの梅は裏庭に植えています
裏山の樫の葉が大量に落ちてきます

毎年の落ち葉が土を肥やしてくれているからでしょう

一方 向かいの山にも梅を植えています
こちらは不作でほんの少ししか成っていません

改めて落ち葉が土を作ってくれていることを
実感しています

私は常に落ち葉が土つくりの最高の資材と
言っていますが今年の梅が証明してくれたようです

2013年5月21日火曜日

笹の敷き草

先日 林野神社の宮司から境内に生えている
笹を刈ってほしいと依頼された

そこで息子と二人で一時間近く草刈り機を使った
放任しておいてはいけないと束ねて持ち帰った

軽トラに満載するほどの量だった それをカッターで細断した
そしてラデッシュの畝間(通路)に敷きつめた

こうしておけば草は生えない
収穫がおわると鋤き込むと土は良くなってくる

作物は正直者 土が良くなれば
必ず良い結果をもたらしてくれる

2013年5月20日月曜日

イチジク(夏果)

このイチジクはヌアール ドカロンという品種です
新葉の展開と同時に実を付けました

熟れるのは 多分7月下旬だったかと思います
とても甘い品種ですが 大きな実にはなりません

これから出て来る新梢にたくさんの実を付けます
初冬に熟れてきますが 小さな実です

甘いことは甘いのですが見栄えが悪いので
家庭果樹向きかもしれません

「サルタン」という品種も植えています
よく似た品種です
サルタン です




2013年5月19日日曜日

ゴマ

一昨日ゴマを蒔いた
少しは販売をしようと思って例年より多目です

ゴマを作らなかった年にスーパーで買った
とても安価だった こんなに安いのであれば作ることはないと思った

食べて 驚いた
ゴマ油を搾ったカスのような味

それ以後ゴマを買わなくなった
ゴマ栽培は機械化できないし大量には作れない

少ししか作れないがクルミのような美味しいゴマを
余ったら「彩菜茶屋」に出荷してみるつもりです

2013年5月18日土曜日

かりん

去年は数個しか成らない裏年だったが
今年はたくさんの実をつけた

自家用の柿と同じように隔年結果を繰り返す
多く成った年に間引けばよいのだろう

柿販売農家は間引いて大きさを揃え
毎年 実を付けなければ農業経営が出来ない

私のように家庭果樹として作っている者は
成って良し 成らなかったら今年は裏年

それが自然だと悟っている(?)
今年は「お裾分け」で喜んでもらおう

かりん酒にしたり 刻んで干して煎じて飲めば
咳止めに効果があるそうです

2013年5月17日金曜日

スモモ

これはケルシージャパンという品種のスモモです
もともと日本の品種ですが渡米しました

カリフォルニアのケルシー農場で作られ
美味しいので大人気になったスモモです

それが逆輸入で日本に帰ってきました
そしてケルシージャパンと言う名前になりました

全くの帰国子女です
見てくれはとても悪く味を知らない人は絶対買わないでしょう

味はこれ以上の美味しいスモモはないと思います
店には売られておらずネットで一個300円近くします

実付きが悪く植えておりながら
滅多に口にすることが出来ません

2013年5月16日木曜日

南瓜の定植

一昨日やっと南瓜を定植しました
今春は入院したため すべての作業が遅れています

畝幅4m 株間1.2m とても広くゆったり植えています
10アール当たり約200本 大変粗植しています

この品種(九重栗南瓜)はとても樹勢が
強いので粗く植えています

肥料は通常栽培の半分です
同じ量を施肥すると過繁茂になり失敗します

蔓は四方に出さずに一方方向に
出すように整枝します(オールバック仕立て)

生育の状態を時々アップいたしますので
ご覧ください

今朝の花 モチツツジ 近くの山に咲いていました
子供のころ 衣服にくっつけて遊んでいました

2013年5月15日水曜日

キュウリ定植(第一回)

やっと キュウリを定植しました
畝幅180cm 株間50cm 3畝です 170本植えています

品種はタキイの「北進」です
古い品種ですが長年に亘って作っています

同じ品種を作ることによって特徴がわかっています
それだけに作りやすいのです

初冬までに5回作付します
1回は200本前後です

直売所(道の駅)販売なので一度に大量を作りません
何回にも分けることによって台風などのリスク回避にもなります

活着すると追肥や敷きワラをしていきます
順次アップしていきますのでご訪問下さい

今朝の花 田んぼの畔に咲いていました
まるで栽培した花のようです

2013年5月14日火曜日

研修生

昨日は午後から研修生がやって来た
30代後半 2人は高校の同級生 大分県出身

早速 枝豆 トーモロコシ キュウリの定植をして貰った
溝切り 定植 施肥 水やり(有機液肥)と一連の作業をこなしていく

慣れないせいもあって彼らの作業は何となく ぎこちない
鍬を使っても美学があるよ と手本を示す

景気の低迷が続くのはデフレの脱却が出来ないから
と 安倍総理は大ナタを振るっている

ところが野菜価格は年率1~2%上昇しています
数年のうちにまだまだ上がって来るでしょう

背景として農家戸数の地滑り的な減少が続いています
農作業がいくら機械化されても機械化できない部分があります

キュウリやトマト、ナスを機械では収穫出来ません
私が農業を始めたころは豊作貧乏に泣かされました

これからの農業は工夫次第で面白い仕事になるでしょう
ちなみに3人のうち2人は理系の大学院卒でした
これからはこのような高学歴者が日本の農業を支えるのでしょうか

今朝の花 ゼラニウム





2013年5月13日月曜日

イチゴが熟れました

昨日 イチゴがやっと色付いてきました
萼が反転しており 色むらもありません
完熟するととても甘いイチゴになります

プランター植えとしては
よく出来ていると思います

培養土は イチゴは酸性を好むので
山の赤土に調整ピートモスを混ぜています

肥料は大豆粕と魚粕を混ぜて発酵させて
基肥と二回追肥をしています

昨日は所用で出かけている間に娘が母の日プレゼントを
持って来ていました

一緒にやってきた三人の孫が見つけて
イチゴ狩りをして帰っていました



2013年5月12日日曜日

ラディッシュ

ラディッシュを蒔いてパオパオをかけて
一か月 収穫できるようになりました

今日から出荷です
「彩菜茶屋」と箕面市の「彩菜みまさか」に

これは出荷するためにボードン(防曇)の袋に
入れた荷姿です

この時期に作ったのは初めてです
秋作はゆっくり大きくなるので急いで収穫しなくてもよいのですが
今の作型は急速に太るので忙しい出荷になるでしょう

昨日の夕食はラディッシュ入ったサラダを作りました
大根の甘味と少しピリッとした大根辛さ 
見た目にも美しく美味しいサラダになりました

抑制の南瓜と自家用大豆を作付するまで
圃場が空いているので有効利用で作っています






 

2013年5月11日土曜日

クレソン

大原(おおばら)川は自宅から50メートル
数年前に見かけない草が生えてきた

その草はクレソン(オランダガラシ)だった
滅茶苦茶な繁殖力 見る間に川を覆い尽くす

この繁殖力は尋常ではない
要注意外来生物に指定されている

束ねて出荷すれば小遣いになるかも
そんな暇はありません

この川には まもなくホタルが乱舞するようになる
小さな魚(ハヤ)が泳いでいる

夏休みは毎日小魚を追って遊んでいた川
川ガキだった幼少の頃を思い出しています

2013年5月10日金曜日

エンドウの開花

これは自家用に栽培しているエンドウです
1月の初めに蒔いたのですが茎も太く一斉に開花してきました

昨日の夕方に撮った写真なので暗く感じます
エンドウは特に連作を嫌いますが例年同じところに植えています

少ない土地ですから土つくりもでき有機肥料だけで作っています
大きな面積の農業では土つくりが追いつきません

少ない農地でもよい土にして連作を回避して
品質と収量をあげれば小さな農家も農業経営が出来ると思います


これはゲリーンピース用のエンドウです

これはスナックエンドウです
甘いので最近特に人気が出てきています
来年は出荷用に作ってみようと思っています

2013年5月9日木曜日

イカリソウ

井戸の傍らに植えているイカリソウが
少しずつ大きくなってきています

一本の茎は3本に分かれその枝は
また3本に分かれます

だから別名「三枝九葉草」とも言われます
花のかたちが船の「イカリ」に似ているのでこの名がついています
花が咲いたらアップします

ヤギの雄がこれを食べて多くの雌と交尾したと
いうので漢方では「淫羊カク」と言われ精力剤です

「イカリソウ」入りのドリンク剤が売られています

2013年5月8日水曜日

タラヨウ

屋敷の東南の方角にタラヨウの巨木があります
雌雄異株の木でこれは雄木です

数日前から開花をはじめました
良い香りと無数の蜂が群がり賑やかな羽音が聞こえます

この葉の裏に先の尖ったもので字を書くと黒く字が浮かんできます
葉に字が書けるのでハガキの語源になっています

ちなみに切手を貼るとハガキとして使えます
但し 定型外ですから120円の切手が必要です

今では郵便の木とも言われています
この木を植えてある郵便局もあります

幹の南側には大きなウロがあります
私がすっぽり入ることができます
全景です 庭木と言うには大きすぎます
数百年は経っているのでしょう

2013年5月7日火曜日

タンポポ

昨日 田んぼの畔にたくさんのタンポポが咲いていました
珍しい花ではありませんがあまりにも沢山咲いていたので撮りました

若葉は食用になり 根は生薬の蒲公英(ほこうえい)
健胃・泌乳剤として用いられています

ヨーロッパの人は葉っぱを見て名前を付けました
dande lion (ライオンの歯)

その語源はdentate
(動)歯のある  (植)葉の縁が歯状の

歯医者をdentistと言います
歯磨き粉に「デンター〇〇〇〇」

隣りの家のベニカナメモチ 赤い花が咲いているほど綺麗です 
手入れが大変だろうと思います

2013年5月6日月曜日

プランターイチゴ

今春は入院を予定していたのでハウス栽培をやめて
少しだけプランターに植えました

沢山実を付けています
品種は「宝交早生」という古い品種です

一世を風靡した品種ですが 新しい品種が次々と
開発され市場からは姿を消しました

でも いまだに残っているのはそれなりの理由があるからです
家庭菜園にはうってつけの品種だからです
酸味が少ないので その分甘く感じられます

現在店頭で売られているのは促成品種で露地栽培すると
草丈は大きくなりイチゴは僅かしか付きません

専門的になりますが促成品種は低温遭遇時間を短くして
早くから実を付けるように改良されています

そのことは家庭菜園には向かないのです
草丈は大きく実は少なくランナーは多量に出てきます

今朝の花 エビネ蘭が満開になりました プランター植えです





2013年5月5日日曜日

人参

これはタキイの春蒔き人参です
品種は「いなり五寸」です

春蒔きには最高峰の「向陽二号」がありますが
なぜか相当以前からこの品種ばかり蒔いています

蒔いたのは3月15日 私が入院中に妻が家の前の
小さな畑に自家用として種子を落としていました

奥行があるように見えますが2.6mです
広角レンズを使うと広い畑に見えます

まもなく二回目の間引きをします
間引いた葉っぱも油炒めにすると美味しいものです

三回間引いて終了です
人参は一度に間引かない方が競り合って大きくなります

2013年5月4日土曜日

ラディッシュ

4月10日に蒔いたラディッシュです
これには不織布(パオパオ)を被覆していました

同じ日に蒔いたラディッシュですがこれはそのままです
写真を並べて比較すると その差がはっきり分かります

春先にラディッシュを蒔いたのは初めてです
次の作付まで圃場が空いていたからです

二十日大根とも言われますが春先は夜間が冷えるので
二倍の日数がかかりそうです

これを蒔いてから二回蒔きました
今日四回目を蒔いて終了です