2012年5月31日木曜日

庭のバラ

20年以上も前に植えたバラ
今年も綺麗に咲いてくれました

いっとき 樹勢が落ちて貧弱な花しかつけませんでした
毎年 落ち葉を入れていくうちに段々元気になりました

冬 剪定した後は石灰硫黄合剤を散布しておく
4月 新梢が伸びてきたらバラクキバチの防除の徹底

ホームセンターで買ったとき「白バラ」の札が付いていました
私は「真赤な嘘」のバラと言っています

沢山 咲いたので多くの人に差し上げました
一輪挿しになっているかも

次に昨年買ったミニバラ 鉢植えにしています



大輪のバラのようですが全てミニバラです
買った時よりも立派に咲きました

用土は霜くずれした山の赤土 腐葉土 ピートモス
肥料は菜種粕 魚粕 米ぬかにコーランを加えて発酵させたもの

有機栽培の野菜作りと全く同じです









2012年5月30日水曜日

朝倉山椒

サンショには「木の芽」として葉っぱを利用するものと
「実」を利用する「朝倉山椒」がある

これは実を利用する朝倉山椒です
実を収穫するとこんなにもありました
佃煮にしてもよいがとりあえず冷凍にしておく
川魚の臭みとりには山椒が一番 また美味しくなる
ナスの味噌煮には必須の食材です

ウナギのかば焼きに山椒が入っているとひと際おいしい
早速 川魚を取ってきて「甘露煮」を作った
歩いて一分のところに清流が流れていて 昔取った杵柄
置いてあるものを取ってくるように網で掬ってくる

夜になるとホタルが飛び始めた
これからは夜毎多く飛ぶようになり庭先までやってくる

今朝の花 ニオイバンマツリ とても良い匂いがしています



2012年5月29日火曜日

トーモロコシの土寄せ

トーモロコシの条間に有機肥料を撒いて
管理機で土寄せをした

機械作業の後は鍬で丁寧に
株元に土を寄せた こうしておけば倒伏を予防できる

トーモロコシは美味しくなってから一週間以内に
収穫を終わらないと まずくなる

だから5日間で収穫が終わるように一回の
植え付けは500本少々です

それを段階的に5~7日間隔で植え付けていきます
この圃場では5段階で3000本弱です
私の農業は大型企業農業では無くて
キメの細かい小農経営です 

この農法は消費者に最高の品質のものを届けることが
出来るのと自然災害と価格のリスクを回避できます


2012年5月28日月曜日

南瓜

南瓜の蔓が伸びています
一株に3本づつの整枝です

蔓が交差しないように竹でヒゴを作って
蔓を配置しています

そうしておかないと蔓が絡み合って
混み合ってしまいます

畝幅4.5mの肩(一方の端)に植えて
オールバックに伸長させています

三日前にマルチを張っていないところを
火炎放射器で焼いています

既に雌花が出来ています
これは10節以下ですから実を大きくさせると後の生育が悪くなってきますの
第2果の着果を確認後 摘果します

雌花はたくさん咲いています・・・・・今朝の花
昨日のキウイも同じように雄花が先に咲いていました これも自然の摂理ですね

2012年5月27日日曜日

ニンニク

昨日 ニンニクを収穫した
今年は大きなものが採れた

例年はタマネギを植える11月頃植えていたのを
昨年は一か月早めてワケギを植え付ける頃植えた

そのことで年内の根張りが良くなったのだろう

引き抜こうとしたら何株か 茎がちぎれた
そこで三つ鍬で一株づつ掘った

何株か 束ねて陰干しにする

一年間使う量を皮を剥いて冷凍にしておく
それと一年分のニンニク卵を作っておく

余ったものは「道の駅」へ出荷しよう

今朝の花 キウイフルーツ
これは雄花です 雌花はまだ一つも咲いていません
こんな小さな雄花もあります

雄花は早くから咲いて遅くまで咲く 全部の雌花をカバーするように咲きます
雌花を全て結実させようとする自然の摂理に驚かされます








2012年5月26日土曜日

豌豆の結実

またもや 豌豆の登場です
今月に入って三回目です

例年ですと倒れないようにテープは二段張るのですが
今年は三段目を張りました

今年は草丈が1.5mに達して上部が倒れそうに
なったからです

このように良く出来たのは四月の始めに施した
追肥の魚粕や菜種粕が効いているからでしょう

自家用にと植えているのですが食べきれないので
三人の子供らに送ってやろう

冷凍しておく場合は必ず湯どうし(加熱)してから
そうしておかないと生きた酵素が自分を消化してまずくなります

今朝の花 ポピー

2012年5月25日金曜日

塩こうじ

以前NHKの「ためしてガッテン」の番組で「塩こうじ」が紹介されていた
直ぐに米麹を買って来て作ってみた

簡単に作れて美味しい調味料なので2回目を作っている
最近ブームなので ご存じの方も多いと思いますが 敢えて作り方を紹介します

製品を買えば高価ですが自分で作ればとても安上がりです
塩:麹:水を1:3:4の割合でまぜて毎日一回攪拌します

10日もすると甘酒の匂いがしてきます これで出来上がり
ペットボトルに入れて冷蔵庫に入れておきます

肉や魚の味が引き立ち これからはキュウリやナスが採れてきます
浅漬けが美味しいばかりでなく発酵食品を摂るので健康にもよい

塩麹をつかって「イカの塩辛」は絶品 私の最もお気に入りのメニューです

今朝の花 ガーベラ 去年買った株から今年も立派に咲きました


2012年5月24日木曜日

トーモロコシの分蘖(ぶんけつ)

最初に植えたトーモロコシの昨日の姿です
雑草も生えてきて 分けつが始まりました

トマトの脇芽は取りますがトーモロコシの
分けつ芽はそのまま大きくします

そうした方が葉の絶対量が多くなり
実(トーモロコシ)が大きく育ちます

横着をした方が大きな実が育つのです
何もしないのが手入れ(?)です

一回目の追肥をして除草を兼ねて
土寄せをします

これ位に育ってくると「アワノメイガ」と言う害虫が
産卵にやってくるので特に注意が必要です

今朝の花 シャクヤク

2012年5月23日水曜日

ゴマ定植

例年5月になるとゴマを蒔いていた
するとゴマと雑草が生えてくる

雑草は一本づつ手で引き抜いて取り
ゴマを等間隔に間引く作業は根気のいる作業です

だから自家用のゴマを作るのが精一杯で
とても販売する量は作れない

そこで今年は200穴のプラグトレーで
苗を作って植えた

条間50cm株間15cmです
こうすれば間引きと除草作業が無くなった

例年より多めに植えたので
今年は少しは販売出来るだろう

ゴマを買って食べたことがある 安価だったが
油を絞ったカスかと思うほどまずかった

「ゴマはこんなに美味しいものだったの」
そんなゴマを消費者に届けてみたい

今朝の花 ミニバラ 
昨年の春 買ったものを鉢で育てています

2012年5月22日火曜日

トマト定植

トマトに第1花が咲き始めたので一昨日定植した(夏秋トマト)
畝幅2m株間40cm 1条に112本植えています 合計672本です

品種は「桃太郎ファイト」ですが
試作的に「桃太郎エース」 中玉トマト「フルティカ」ミニトマト「ミニキャロル」を植えてみました

何年もトマトを連作しています
接ぎ木苗ではありません

これを可能にしているのは徹底した土作りです
それと化学肥料は全く使いません

石油からタンパク質を合成できるそうです
だから石油から「ハンバーグ」を作れます

そのハンバーグを誰が食べるでしょうか
野菜も石油から作られた肥料は嫌いです

人間の健康も野菜の健康も同じ生命体として
考えれば基本的に同じです

生育の様子を時々アップ致しますので
ご覧下さい

今朝の花 シラン(紫蘭)

2012年5月21日月曜日

イチゴジャム

イチゴを作っていると毎日規格外が出る
SS級 変形 色むらなどです

でも これらをジャム用とかジュース用として
値段を下げればすぐに完売します

そんなことまですると自家用のジャムやジュースが
作れない

だから この写真のようなイチゴは自家用として
毎晩妻はジャムを作っている

私の作るイチゴは糖度が高いのでイチゴ1kgに
対して砂糖は120gを加えます

これ以上加えると甘すぎる
仕上げにポッカレモンを加えています

イチゴはペクチンが多くて良いジャムができるのと
ペクチンは腸を丈夫にします

出来上がったジャム
今朝の花 ミニバラ

2012年5月20日日曜日

苺の出荷

このイチゴはこれから箕面の
「彩菜みまさか」店に出荷します

間もなく収穫が終わりますがこのようなL級の
イチゴがまだ採れています

以前はイチゴ専業農家だったのですが
いまでは少しだけ作っています

ゴールデンウィークに6人の孫がやってくるので
その時ピークになるように作っています

孫専用のプライベートハウス (息子の)嫁は
「日本一贅沢な」「この贅沢さが何歳になったら分かるかな?」と

高価な「魚粕」肥料を始め有機肥料だけで作り無農薬
実がしまって糖度が高く甘い匂い

そこでこんなシールを貼っています
甘いにおいがしないイチゴはいくら見かけが立派で高価でも
甘くありません 鼻を近づけて買って下さい

今朝の花 クレマチス 植えてから20年以上経過しています


2012年5月19日土曜日

馬鈴薯

馬鈴薯の昨日の様子です
例年は黒マルチ栽培をするのですが今年は従来の方法です

畝幅70cm株間40cmに植え株間に
少しの有機肥料を施しています 肥料はこれだけです

馬鈴薯は酸性土壌が好きなので
全層施肥としてピートモスを入れています

土寄せの時も追肥は致しません
馬鈴薯は酸性土壌と少肥で作ります

多肥にすると過繁茂になり疫病の発生が多くなります
石灰を入れてアルカリ土壌にすると肌の汚い「ソウカ病」になり易い

この面積は100㎡ 中心部はメークイン
左のほうは男爵です

今朝の花 ジャーマンアイリス

2012年5月18日金曜日

トマト(プランター植え)

大きな菜園プランターにトマトを2本植えています
右はミディアム(中玉)トマト 左はミニトマトです

場所は玄関の右側 拙宅へ来られたら誰でも目につきます
それと庭の隅には大玉の桃太郎トマトを2本植えています

プランターの用土は山の赤土 真砂土 調正ピートモス 腐葉土です
腐葉土を多く入れています

元肥は全く施していません
花が咲いてきたので これから状態を見ながら追肥をします

追肥は有機液肥と菜種粕 魚粕 米糠をコーランでぼかしたものを
生育状態を見ながら施していきます

この写真は昨日の朝のもの 今朝の状態は
今朝の花 ニオイバンマツリ とても良い匂いがします
咲き始めは左 三日もすると右のように白くなります



2012年5月17日木曜日

モミ蒔き

昨日モミ蒔きをした 
早い人は田植えを始めている

気温が下がってからの稲刈りは米がおいしくなる
その為に故意に遅くしている

品種は「コシヒカリ」と「ヒメノモチ」です
作付は40アール弱ですので80枚蒔いた

野菜の苗ハウスに蒔いているので
水分調節がやり易い

左に見えるのは夏秋トマトの苗
品種は「桃太郎ファイト」とミニトマト、中玉トマト少々

トマトに花が見えてきたので明日午後から定植
660本を予定しています 

今朝の花 花てまり 一輪咲きました

2012年5月16日水曜日

干し大根

沢庵漬け用の大根で大きくなり過ぎたもの(50cm前後)を
縦に4つに包丁を入れて干した

途中 揉んで柔らかくしながら干した
8割方干上がったら夜露を取らないように縁側で干した

一昨年は干し上がったものをそのままにしておいたら
梅雨時期にカビで覆われてしまった

そこで今年は冷蔵庫に入れることにした
このままでは長すぎるので半分に切ってポリ袋に入れた
こうしておけば何時でも食べることが出来る
特に「ハリハリ大根」がおいしい セリを加えると絶品

水で戻して煮物も美味しい クズ大根は千切り大根に 沢庵 奈良漬け
刺身のケンetc 大根バンザイです

今朝の花 春菊


2012年5月15日火曜日

サトイモの芽が出た

サトイモを仮植したのは一か月前
その上にビニールを密着して掛けておいた

小さな白い芽が見えてきたので覆いを取った
すると芽は緑色に変わってきた

定植適期 でも他の作業に追われていたので
畑の準備が出来ていない

しばらくこのままで我慢して貰おう
住所変更は当分オアズケです

今朝の花 オオデマリ 後方はユズリハ 前方は実採りの「朝倉山椒」

2012年5月14日月曜日

落花生の植え付け

ポリポットに蒔いていた落花生が大きくなったので
一昨日定植した

種が入っていた袋の裏の栽培法によると
畝間60cm株間30cmと表示してあった

今までに作った経験があるのでこれでは狭いと
畝間70cm株間40cmに植えた

名前の通り 黄色い花が咲き終わると細長い根のようなものが
発生して地中に入っていく

だから落ちた花が生えていくと書くのだろう

収穫したばかりのものを茹でて食べる
これが最高の美味しさと思います

但し 食べ過ぎに注意です
かき餅に入れたりピーナッツ和えにしたり 重宝です

今朝の花 最後のアネモネ

2012年5月13日日曜日

スモモ

適地で無いのか作り方が悪いのか
スモモは実付きの悪い果樹のようです

「サンタローザ」は枝もたわわに生ったことがあるが
ことしは殆ど幼果が見当たらない「プラム井上」も同じ

幻のスモモと言われる「ケルシージャパン」も実が見えない
その中で幼果が見えるのはこの2品種

植えてから十年近く経った「ソルダム」です
スモモの中では最も人気のある品です

熟れても赤や黄色にはならず緑色
酸味は殆ど無く赤い果肉です

隣の「大石早生」も実をつけました
早生だけに実はこんなに大きい
「大石早生」は7月上旬に熟れ「ソルダム」は8月旧盆頃です
スモモのプロ農家はこの2品種を植えておけばよいと言っていました

今朝の花 クンシラン 蝶が止まっています


2012年5月12日土曜日

ハクビシン

ハウスイチゴが何者かに食い荒らされている
最近ヌートリアは見かけていないので新しい獣なのだろう

そこでハウスの周囲を調べてみると草が倒され
けもの道がついている

そこに捕獲用の檻をしかけた えさはイチゴ
細い針金に数個のイチゴを数珠繋ぎにしてフックに掛けた

昨日の朝 檻にかかったのは「ハクビシン」(白鼻心)体長約50cm
ジャコウネコ科の哺乳類 近づくと威嚇してくる

やたらと臭い匂いがする獣です 
午後からハウスの周囲をトタンで囲った

けもの道を残してそこに捕獲檻をしかけた
すると今朝も一頭捕獲できた これで2頭減った

前足は太く鋭い爪を持っている 穴を掘ったり木に登れる
昨年近所の同級生はブドウを食べられた

野菜作りは自然災害と獣害との戦いです 生産農家の減少で 
国産野菜は段々と値上がりしてくるでしょう