2011年4月30日土曜日

ブルーベリー苗作り

私が栽培しているブルーベリーの熟れるのは7月中旬からです
近所のOさんのは6月中旬から熟れていた

そこで挿し木をしようと1本の小枝を貰ってきた
代わりに私が作っていた鉢植えの苗を持って行った
その苗は嫁いでいる娘が持って帰ったと後日談

ブルーベリーの苗を買おうとすると結構高い
そこで私は専ら挿し木をして増やしている

挿し木の常道として鹿沼土やバーミキュライトなどの
無菌の土に挿し木をしてみた

ところがなかなか発根しない そこで酸性の強い
ピートモスに挿してみたら良く発根した

ブルーベリーは酸性の土壌でないと育たないが
挿し木まで酸性が良いとは思わなかった

まだ試していないが山の赤土も酸性なので
良いかもしれない

発根した苗は赤土とピートモスを混ぜた土に鉢上げした
肥料として発酵菜種粕を少量施肥した

暖かくなりこのように新芽を出してきた
挿し木をした日付6月25日とラベルにある

挿し木をする適期は春の萌芽前と6月中下旬の
新芽が固まったころが適期です


今朝の庭の花     姫リンゴ(アルプス乙女)

2011年4月29日金曜日

ブルーベリー

ブルーベリーを挿し木して数年が経った
鉢やプランターに植えていて段々と大きくしていった

もう限界に達したようなので2月の終わりに地植え(畑)した
酸性を好む植物なのでたっぷりのピートモスを入れた

肥料としては菜種粕を入れた
根がのんびりと伸びるからか順調に大きくなってきている

庭先の畑なので毎朝見ることができる
植え付け本数は25本 小さなブルーベリー園です

大きい木は1,5mもある 今年はたっぷりのジャムが
作れそうだ 来訪者にはブルーベリー狩りを楽しんで貰おう


今朝の花   カンザンザクラ(関山桜)
本家の庭に咲いています


2011年4月28日木曜日

豌豆

9日目にしてまたエンドウの登場です
昨日は気温が25℃を越し雷雨がありました

日に日に目を見張るほど大きくなっていきます
間もなくエンドウに鉢巻きをかけなければなりません

鉢巻というのはこのままにしていたら
両側に広がって倒れてしまいます

そこでテープか紐で鉢巻状にするのです
鉢巻は2段作ります 

そのようにしておけば倒れることもなく
楽に収穫が出来ます

エンドウは連作を嫌いますが土作りに
留意すれば連作してもこのように作れます


今朝の庭の花  クリスマス ローズ

今朝の出荷
箕面市 「彩菜みまさか」  ホーレンソウ
美作市「彩菜茶屋」     ホーレンソウ

2011年4月27日水曜日

人参間引き 一回目

第一回目の間引きをした
人参を間引くとき小学生にたとえれば1年生と6年生を間引きます

小さいのを間引くのは分かりますが
大きいのを間引くのはもったいない気がします
一緒に蒔いてダントツ大きいのは根が多いのです

根が多いというのは岐根(枝分かれした根)があると
いうことです

そういう人参は将来使い物になりません

人参は一度に間引かずに3回くらいに分けて
間引きをします

人参は競争して大きくなるという面白い
性格をもった野菜です

これは間引く1週間前の状態です

2011年4月26日火曜日

柑橘からプルーンへ

これは甘夏ミカンで植えてから丸2年が経過しました
今冬の寒波で温州ミカンも枯れました

やはり私の住んでいる所では栽培するには寒すぎました
2年間が無駄に過ぎ去ってしまいました

同時期に植えたスダチは健在です
以前に植えていたキンカンは毎年沢山実をつけるのですが
寒さで甘くなりません

夏ミカンと温州ミカンを掘り上げてプルーンを植えてみました
これはサンプルーンという品種で2本目はシュガープルーンです
2種類植えておくほうが結実が良いと思われるからです

近在でプルーンの実の付いているのを見たことが無いので
木は大きくなっても実が付かないかも知れません

信州が産地なので やはりここでは無理なのかも
まあ 先で実は着くだろうと楽しみながら作ってみましょう


今朝の花   ムスカリ

2011年4月25日月曜日

トーモロコシ

トーモロコシの苗が順調に育っている
数日中に定植する 昨年よりは一週間は遅らせている

古老から「八十八夜の名残りの霜」と聞いている
地球の温暖化が言われているが侮ってはならない

今年は春の到来が遅く桜の開花も遅れた
昨年は4月末の大寒波は果物や野菜の多くにダメージを与えた

ホームセンターでは早くから野菜の苗が売り出されている
早く植えても地温が上がっていないと順調に生育はしない

このトーモロコシの品種はタキイの「キャンベラ86」です
黄色のトーモロコシでバイカラー(白と黄の2色)ではありません

出荷は7月上旬になると思います
トーモロコシ栽培歴20数年 フルーツみたいな甘いのを作ります




今朝の花を一輪     いや4輪です  

2011年4月24日日曜日

桃の花

家庭果樹に桃を3本植えている
これは今朝の様子です

ちらほら花弁が散り始めました
品種は「白鳳」で私の所では7月中下旬に熟れてきます

昨年は晩霜で1果も採れませんでした
一昨年は梅雨が明けたのが8月4日で太陽が当らなかったので
水っぽくて不味い桃ばかりでした

その前の年には日照り続きでビックリする甘さ
90歳の義母も「こんなに甘い桃は初めて」と言ってくれました

農業は自然を相手 所詮天候まかせです
桃の花の後方に見えるのは防蛾灯で一基2万円です

「清水白桃」にはすっぽりサンサンネットの蚊帳をかけます
この蚊帳は3万円 これじゃ桃を買ったほうが安いでしょう

5年使えば1年は1万円 6人の孫や義母が喜んでくれる
これから熟れるまで楽しい作業が続きます
そう考えると高いものではありません


鉢植えのミニバラが1輪咲きましたのでご覧下さい

2011年4月23日土曜日

タケノコ

昨年の夏は日照りが続いたので今年の筍は不作と予想していた
それと今春は寒さが続いた

昨日やっと一本の筍を見つけた 例年より一週間は遅れている
根元の土を除いて唐鍬を使って丁寧に掘った


掘りたての筍の何とも言えない良い匂い
この匂いを嗅ぐと頭のなかまで春が充満してくる

持ち帰ると早速に糠と鷹の爪(トーガラシ)をいれて茹でた
茹で終わったらそのまま放置 冷めたら水に晒す

それからどんな風に料理しようかと思って庭に出ると
丁度摘み頃の山椒の芽が出ていた 「木の芽和え」に決まり。

筍と木の芽が一緒になって春の御馳走を演出してくれた
目にも口にも春はいいですね  自然の恵みに感謝 感謝



本日の出荷
箕面市「 彩菜みまさか」 ホーレンソウ わら(園芸用)
美作市「彩菜茶屋」 ホーレンソウ

2011年4月22日金曜日

ラッキョウ


今ラッキョウが生育最盛期です
昨秋 生え始めたころ不覚にも鹿に新芽を食べられたので

生育が遅れています

ラッキョウは植えてから3年目に掘ると聞いていた
すると畑が3年分用意しなくてはだめだ

そこで私は一か所に1球植えるのではなくて
数球つまんで植える

そうするとやや大きいラッキョウになるが
毎年掘っています

間もなく花が咲いてきて花がおわり葉が傷んで
来たら掘りあげます

店頭には早くから並びますがわたしは7月に
なってからの収穫です

この畑の前年にはワケギを植えていたので
手前の一株はワケギが生えています

この「花桃」の写真を20日に載せたら昨日美作市の
ケーブルテレビ「みまチャンネル」が取材にきました
放映は26日になります 美作市のお方はご覧下さい


Posted by Picasa

2011年4月21日木曜日

もぐら

4月17日の朝モグラが一か所に3匹死んでいた
こんな事を見たことが無いのでポケットのデジカメで写した

他の畑でもう一匹死んでいた
なんだか不吉な予感がした

18日に友達と夜桜花見をした
その時2人が16日深夜地震がしたと言った

憶測なのですが地中で地震波を感知したモグラは
あわてて地上に飛び出したのかもしれない

地上に出たモグラは死ぬると聞いている
探せばまだ死んでいたかも知れない

東北大震災の津波で魚が死んでいない
私は赤穂の海へ釣りによく行っていましたが
阪神大震災のあとはさっぱり釣れなくなった

魚は地震の前振れの音を感知して地震が起きた時には
遠くへと素早く逃げて行ったのであろう

万物の霊長と言われる人間から神様は
何故危機管理能力を削除されたのだろう



「本日の出荷」
箕面市 彩菜みまさか  (ホーレンソウ 煎りゴマ)
美作市 彩菜茶屋  (ホーレンソウ)
私の商品には全て「宇野農園」のシールを貼っています

2011年4月20日水曜日

花桃

すぐ近所の方が花桃を植えておられる
樹高7~8mはあろうか 今を盛りと咲いている
箒を逆さにしたように見えるので「ホウキ桃」とも言うそうです


裏山には「ソメイヨシノ」より1週間遅く桜があり
今満開になりました
一昨日の夜 仲間7人で夜桜花見をしました

つつじも満開 百花繚乱の春を迎えています

2011年4月19日火曜日

豌豆(えんどう)

これは今朝6時に撮った写真です
昨日午後から雨になり今朝は一段と大きくなったようです

4月1日に同じエンドウを載せていますので
比較されますとその差に驚かれると思います

このエンドウは1月中旬に蒔いたものですが
秋に蒔かれた近所のと遜色はありません

エンドウは連作を嫌いますがこのエンドウは
同じ場所に植え続けています

化学肥料を一切使わないのと落ち葉などの
有機物を入れ続けているからでしょう

化学肥料は化学薬品です
化学薬品は土壌微生物を殺し死んだ土にします

「目にはさやかに見えねども・・・・」
化学肥料は確実に土を殺して作物を
作り難くしていきます



今朝のプランターに咲こうとしているアネモネです
陽があたると花弁は展開します

2011年4月18日月曜日

九重栗南瓜

南瓜が発芽しました
品種は九重栗南瓜です

この品種を知ってから十数年が経ちました
未だにこれ以上美味しい南瓜を知りません

種苗会社はカロチンが2倍あると言っていますが
そんなことは どうでもよいのです

滅茶苦茶 美味しいのです

南瓜は完熟すると包丁が入りにくいものですが
この南瓜は簡単に入り半分の時間で煮ることが出来ます

「天は二物を与えず」で次のような欠点があります
肥料にとても敏感で樹勢が強くなりすぎて実付きが悪くなる
収穫後日持ちがしない
雨が多かったり地下水位の高い圃場では腐敗果が多くでる
ウドンコ病に弱いように思われる(一般種に比べて)

どうみても家庭菜園向きではないようです
余った苗を友達にあげたら次の年は要らないと断られました

確か3年前に福島県は県の「ブランド南瓜」に指定しました
切り口がハート型をしているので「黄色いハート南瓜」と言う
ネーミングをつけました 

私が豊中市にある「千里阪急百貨店」に「宇野農園」コーナーを
設けていた時 大人気 2名の生産者に援軍を頼みました

昨年たくさん成っていたのですが防護網を破って
猪が全部食べてしまいました

今年は完全武装で作ります
地元の「彩菜茶屋」や箕面の「彩菜みまさか」で皆さんに
お会い出来る日を楽しみにしています

生育の様子を時々ブログにのせますので
ご覧下さい

2011年4月17日日曜日

タラの芽

タラの芽が収穫適期となった
これは栽培用の品種「新駒みどり」です

山林原野に自生しているタラはトゲだらけですが
栽培用はトゲが無い(ほんの少しはある)

自生しているのは頂芽しか収穫できないが
栽培用は側芽が次々と採れるので長い期間収穫できる
家の近くに数株植えておくととても便利です

増やし方はいたって簡単です
1株掘り上げると細いゴボーのような根が放射状につています

その根を15cmくらいに切って土の中に埋めておく
するとどの根からも芽が伸びてくる
この作業は冬の間にしておかなければならない

芽の出たものを定植して鶏糞等を施肥する
秋までには1.5mにはなる

これは昨日収穫した芽です
色んな食べ方があるようですが天ぷらが絶品です

癖がなく食べやすい 
だから山菜の王様と言われる所以でしょう

2011年4月16日土曜日

スモモ(ケルシージャパン)

手前に咲いているのはスモモ 後方はソメイヨシノより
10日遅れて咲くサクラです

スモモの品種は「ケルシージャパン」と言います
山梨県に「甲州大巴旦杏(はだんきょ)」という美味しい
スモモがありました

明治の始めにアメリカ人がその苗木を持ち帰り
カリフォルニア州の「ケルシー農場」で栽培しました
「ケルシージャパン」と名づけられました

大変美味しいスモモとして大人気になり日本へ
逆輸入されました 完璧な帰国子女です

大きさは200g以上で最大級のスモモ
美味しさでは「ソルダム」の比ではありません

知る人ぞ知る 幻のスモモ このスモモを知っている人に
とっては「垂涎の的」

欠点は外観が悪い 緑色なのでどう見ても
未熟果にしか見えない

樹上での裂果が多くて商品生産がやりにくい
だから店頭には並ばない

ネットで買うことが出来ると思う
1果200円+送料がかかる

道の駅に並べても外観の悪さから
とても売れないと思います

熟期は8月下旬から9月上旬です

2011年4月15日金曜日

ウドの収穫

ウドの株にたっぷりの落ち葉をかけて置いた
少し落ち葉を取り除いて見ると黄色くなった新芽を見つけた

早速かき分けて地際にナイフを入れて収穫した
2株 初物が採れた

食べようと思ったが知人に差し上げた
同じ差し上げるのなら早いほうが喜ばれる

まだ6~8芽あるようなので私が口にするのは
最後の収穫の時になるだろう
これが収穫した2株です
切り口を嗅いでみるとなんとも言えないウドの良い匂い

酢の物 味噌和えも美味しいが私はウドの皮で作った
「キンピラ」が絶品です

剥いた皮を刻んで砂糖と醤油でやや濃いめに味を
付けてほんの少しの一味をふりかける

料理とは言えないほどの簡単なものです
お試し下さい

2011年4月14日木曜日

クレソン

数年前より地区を貫流する清流に
クレソンが生育を始めた

誰かが植えたのか あるいはクレソンを川へ
放り投げたのが芽を出したのか 分からない

今ではあちこちに繁茂して 場所によっては
川面を覆い尽くすほどに繁茂している

繁殖力は誠に旺盛で水だけでよくもこんなに
大きくなるのかと驚く

先日クレソンを採っている人を見かけた
どうやら遠くから来られた人のようだった

岡山の料理店に頼まれたと言っていた
いくらでもありますから どなたでもどうぞ

2011年4月13日水曜日

ホトケノザ

畑に生えているこの雑草何でしょうか
シソに似ているし 間もなく開花するオドリコソウにも似ている

これはシソ科オドリコソウ属の「ホトケノザ」です
早春から花を咲かせますが今 花は終わっています

「ホトケノザ」と言っても春の七草ではありません
「春の七草」のホトケノザはキク科の「タビラコ」です

子供の頃 これが「春の七草」の一つだと思っていました
なんで こんなに迷いやすい名前を付けたのでしょうね

2011年4月12日火曜日

サンシュユ

近所にサンシュユの花が咲いている
木全体が黄色く見える ハルコガネバナとも言うそうです

秋には真っ赤なグミのような実をつけるからアキグミとか
アキサンゴとも呼ばれています

美味しそうに見える赤い実は渋くて食べられないが
漢方薬の原料となる

「庭の山椒(サンシュ)の木 鳴る鈴かけて
ヨーオーホイ
鈴のなるtきゃ~ 出ておじゃれよ

宮崎県の「稗搗節」に歌われているのはこの木です

2011年4月11日月曜日

山フキ

知人が県北の山にいって山フキの種子(綿毛)を採取してきた
それを耕作しなくなった畑にばらまいた

数年経って見事な山フキの畑となった
その山フキの株を貰ってきてポリポットの鉢に植えた

次々と新芽が出てきて良い苗になった
これからクリ山に植えてフキの群生地を作ろう

有り難いことにフキは獣害に遭わない
シカもイノシシもフキは食べない

たくさん収穫できるようになったら佃煮をつくろう

昨年知人の畑のフキを貰ってきていたものを塩漬けしておいた
それを塩出しして佃煮を作った

加えたものは 醤油 ダシ醤油 ザラメ 冷凍していた山椒の実 
ゴマ  長い時間をかけて美味しい佃煮が出来ました

2011年4月10日日曜日

木瓜(ボケ)

木瓜が満開になった 中国原産の落葉低木で
トゲがありバラ科の鑑賞植物

一株にどうしてこんなに色々な色の花を咲かせるのだろう
秋にはリンゴに似た固い実をつける

今日は県会議員の投票日
投票所の管理者を命じられているのでこれから出かけます

2011年4月9日土曜日

里見先生宅を訪問して

先日ひょんなことから里見先生から「一度遊びにおいで」とお電話を
頂いた 私は全く面識がなかったが著名な書家で雅号は「孤舟」です  

現役中は小中高の教員をされていたので地元には教え子が多い
お電話を頂いた時 温和な口調でお話しになり是非お会いしたいと
思っていた

昨日は朝から雨 午後から小ぶりになったので電話をして訪問した
お住まいは美作市南海(なんがい)にあり中国道ハイウエイバス
「作東」停留所の北の山を登りつめた所です

標高は350mだそうで実に見晴らしがよい

登っていく途中群生した山桜が満開でまるで桜の名所かと
錯覚するほどだった

先生のお宅はミニフラワーパークの中に建っているようでした
傘をさしての撮影で上手く撮れていませんが一部を紹介します
カタクリは陽が当たらないと開花しないそうです
恥ずかしそうにうつむいて咲くので「初恋の花」と言われるのでしょう

これは「ヒゴスミレ」です

                           トサミズキ
                        アカコブシ
                アネモネの群落
これは奥様の句碑です
奥さまは俳句をたしなまれており素敵なご家族です

2011年4月8日金曜日

カタクリ

10日前にはやっと1個の蕾を見つけたが
昨日はあちこち咲いていた

管理されているボランティアの皆さんにお聞きすると
今年は開花が遅いそうだ

場所は県立林野高校の裏山の幕谷(まくたに)です
私が訪れた時 奈良から大型バス大阪から中型バスが入っていた

ヒノキの植林の中に咲いているので日照が足らないのか
何となく花が貧弱です

4月15日までは花が見られるでしょうと
係の人は言っていました