2014年2月28日金曜日

ソラマメ

これはソラマメの苗です
品種は「仁徳一寸」です

一粒の実が一寸(3cm)にもなるからこの名前が付いています
今日はこれを昨日天張りを掛けたハウスに定植します

私にとっては初めて作る野菜です
初めて作る野菜は不安もありますがどんなになって育つのか楽しみもあります

この豆は初めは下向きに育ちますが収穫期になると
莢が上向き(空に向かって育つ)になるので「空豆」と言うそうです

また蚕を飼う5月に収穫できる豆なので
蚕豆ともかきます

莢は完熟してくると真っ黒色になります
それを干して実を取り出すのは夏になります

だから当地では「ナツマメ」と言っていました
「ナツマメ」を炒ったのをポケットに入れて子供の頃のオヤツでした

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2014年2月27日木曜日

ハウス被覆

ハウスに天張りを被覆するときは無風状態でないと
張ることができません

冬の早朝は殆ど無風状態の日が多い
それで天張り張りは夜明けと同時に作業を開始します

ところが昨日は夕方に風が落ちた
そして今日は雨の予報だった

そこで急遽夕方5時から作業を思い立った
風が無く絶好の状態だった

いくら慣れた作業と言っても二人で2.5時間かかった
終了したのはpm7.30となった

途中から投光器を点けての作業となった
今日 午後からは入り口を完成させよう

ハウスにはビニールを張るのでビニールハウスと言うが
このハウスには初めてポリエチレンを張った

そこで「ポリハウス」と言ったら意味が通じないでしょうね
ポリエチレンの方が安くて長持ちするそうです

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2014年2月26日水曜日

ニンジン

先日ニンジンの種子を蒔きました
モミガラをふっている左の畝は2粒づつ等間隔で手蒔きしました

一人で2時間かかりました
そこで先日買った種子蒔き器を使って蒔きました

2畝で僅か10分で終了しました
驚くほどの速さです

ニンジンは発芽までにたくさんの水分を要求します
そこでポンプで何回にも分けて散水しました

まだ外気温は低いので暖かくなるように
ポリフィルムでトンネルを作りました

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2014年2月25日火曜日

ワケギの再保温

ワケギを少し早く収穫しようと
保温用の不織布(パオパオ)を掛けました(左)

昨年はこの時期に収穫していたのですが
今年は2月が寒かったのでまだ少し伸びが足りません

このままにしておくと先で収穫が集中します
そこで右2条にポリ0.05mmのトンネルを掛けました

こうするとパオパオよりは収穫が早まります
このままでは暑く蒸れるので天井に丸い穴を開けています

日中に穴から手を入れてみるとかなり暖かい
上手い具合に時差出勤が出来そうです

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2014年2月24日月曜日

早春の花

昨日は暖かかったので庭先の花が
一気に開花しました

このアネモネはホームセンターで鉢植えされていたのが
見事だったので買ってきました

それを大きなプランターに植えっぱなし
数年になりますが毎年長期間咲いてくれます

庭先(露地)で4か所フクジュソウが一斉に
太陽に向かって開花しました

この写真で見るよりはもっと鮮やか
まるで金の小判が輝いているようです

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2014年2月23日日曜日

いちご保温開始

やっとイチゴの保温を始めました
イチゴは年内から出回っていると言うのに

予定では3月20日頃開花を始めるでしょう
熟れるのはそれから一か月後になります

ゴールデンウィークには沢山熟れてきます
6人の孫娘が喜んで食べてくれるでしょう

孫がゆったりと歩けるようにベッド(畝)を
一つ減らして通路を広くとっています

このハウスは150㎡(約45坪)あり1000本近く植えています
贅沢ですが孫専用イチゴハウスです

「宇野農園」は以前「宇野苺園」でイチゴ専業農家でした
今ではほんの少しだけイチゴを作っています

昨年3月には入院手術をしたので苗は作って
いましたがイチゴは作れませんでした

孫にイチゴを買ってやろうかというと「スーパーのはまずいから爺ちゃんの
イチゴが熟れるまで待つよ」と言う

今年は腹いっぱい食べさせてやるからね

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2014年2月22日土曜日

8092 part2

8092 第2弾です
岡山県は「晴れ」の日数が最も多い県

その8092(晴れの国)へ8092人移住してもらおうという計画
晴れの国をPRするスタッフを「晴れ男」「晴れ女」と言います

晴れ男の馬場さんが「宇野農園第2弾」をアップしましたので
ご覧ください

ローカルコミュニティガイド岡山はこちらからhttps://8092-okayama.jp/chiiki

2014年2月21日金曜日

播種機購入

昨秋ニンジンを作ったら甘いのが沢山収穫出来て
とてもよく売れました

そこで作付を増やそうと思って播種機を買いました
メーカーはみのる社の製品です

色んなカタログを見て息子が
この機種に決めました

この機械があればいくらでもニンジンを蒔くことが出来ますが
私は除草剤を使わないのでせいぜい3アール位しか蒔けないでしょう

どんな種子も粒数、間隔を自由自在に蒔けますが我が家としては
ニンジン(ペレット種子)以外は考えておりません

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2014年2月20日木曜日

会員発送野菜

毎月20日と5日に会員へ野菜を送っています
現在は20日に発送する会員の方が多いです

一か月に2回お送りする会員もおられます
今日お送りする野菜はこのほかにホーレンソウ、ミズナを加えた10種です

タマネギはこれで最後です
孫は「爺ちゃんの玉ねぎは目が痛くない」と言います

ワケギは初収穫です 早春の今頃が一番美味しいと思います
ホーレンソウは柔らかくて甘いと特に評判です

先日糖度を計ってみたら12.8度ありました
信じられませんがこれはスイカの甘さです

明日届きますので会員の皆様、お待ち下さい

お試しセット(1000円送料込一回限り)もお送りして
います 詳しくはホームページの頒布会をご覧ください

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2014年2月19日水曜日

最後の白菜

昨日今年最後の白菜を収穫しました
とても瑞々しい白菜です

重量は3.5kgありました
寒害を全く受けることなく全く正常です

私なりに理由を考えてみました

土つくりに徹し有機肥料だけで作っている
耐寒性の強い品種を使っている
年内に8割方結球をさせていたこと
保温用の不織布を掛けていたこと

今までは年内に収穫して新聞紙で
くるんで納屋の隅に保管していました

そうしておくと時間が経つにつれて
水分が抜けてきて不味くなってきます

今年の寒さでも大丈夫ならば来作は
冬獲りを増やしていくのも面白いでしょう

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道の駅彩菜茶屋http://www.sai2.jp/index.php

2014年2月18日火曜日

スナックエンドウの発芽

今年になってからマルチをして
スナック豌豆を蒔いた

最も寒い時季なので発芽を危ぶんだが
やっと生えてきた 丈夫なものです

他に実エンドウ(グリーンピース)は一寸ソラマメを
同時に蒔いたがこちらは発芽しませんでした

これから育苗ハウスで発芽させるか この圃場はパイプハウスなので
天張りビニールを掛けると上手くいくかもしれません

初めから少し無謀だとは分かってはいたのですが
予想した結果になりました

これから挽回です

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2014年2月17日月曜日

8092

8092は「晴れの国」と読みます
他県からの移住希望者の多い岡山県

長野県に次いで二番目
その岡山県をPRするのが「晴れ男」と「晴れ女」

その一人馬場健太さんが拙宅に取材にきました
その様子をご覧ください

ローカルコミューニティガイド岡山https://8092-okayama.jp/chiiki

2014年2月16日日曜日

キレイゴトぬきの農業論

最近読んだ本の一冊に久松達央さんの書いた
新潮新書「キレイゴトぬきの農業論」を読みました

著者は1970年生まれ 慶応義塾大学経済学部卒 帝人(株)で
輸出営業に従事 1999年農業に転身した

最近新規就農する若者が増えていますが
大いに参考になる一冊でしょう

著者が畑で論理的に考え抜いてわかった真実を
書いています

私が今までやって来た農業(小規模多品目生産)に
そっくりです

久松は「農業はこんなに面白い仕事なのに、どうして
みんなやらないんだろう」と言っています

新規就農者に是非お勧めしたい一冊です

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2014年2月15日土曜日

ワケギ

ワケギを初めて収穫しました
2月に入ってから寒波がやって来て1月より寒い日が続いています

このワケギは黒マルチをして不織布「パオパオ」を掛けています
初収穫は昨年と同じ日ですが今年の方が草丈は短い

Kホテルからの注文なので少し早いのですが1kg収穫しました
株元が太くなっているので暖かくなるにつれて分球(分け葱≒ワケギ)になってきます

余分に収穫して知人にお裾分けしました
昨夜は「ぬた」にして食べましたが早春の味でとても美味しい

ワケギは年中出回っていますが
早春の頃が一番美味しく感じられます

2月26日から出荷を始めます(直売所)
頒布会の皆さんには20日に発送いたしますのでお楽しみに!

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2014年2月14日金曜日

コマツナの発芽

これはコマツナの発芽です 2月9日に蒔きました
育苗ハウスの電熱マットの上で生えました

ハウス春菊を今月一杯で終了して そのあとに
試作する野菜の一つです

冬を越したコマツナは春には花が咲いてしまい品薄を予想
そこでこんなことを考えてみたのです

ホウレンソウが沢山出回る時期ですが
コマツナは見かけないだろうと予測しています

でもホウレンソウと競合するので少なくても高値は望めないでしょう
しかし少ないコマツナは値崩れがないかも

半世紀野菜を作ってきましたが
このような作型は初めてです

農業は何歳になっても新しいことに挑戦できる
これも農業の楽しさの一つです

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2014年2月13日木曜日

千切り大根

大きく育ちすぎたものや規格外の大根を
千切りにして干しています

前夜に千切りにしてザルに入れておくと
朝までには水分が下におちてサラッとしてきます

それをムシロに広げます
ムシロは南斜面に敷くと速く干上がります

以前 火力乾燥で干したものを貰ったことがありますが
甘味は雲泥の差 天日干しに限ります

手間のいるものなので自家用のみ
販売用はつくれません

ダイコンそのものが甘くなければ天日干しでも
甘くならないでしょう

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2014年2月12日水曜日

ハウスビニール張りの準備

ハウスの入り口は普通はパイプで作られていますが
私はこのようにタルキや一寸角の木を使って自分で作っています

今まではW90cmH150cmだったのですが今回は大きくしました
W120cmH170cmです

ややしゃがんで出入りしていたのが直立して入れます
幅を広くしたので農機具の搬入が楽になります

地下に埋まる部分は防腐剤を塗っているので
数年は大丈夫です

既製品のパイプと違って自作すれば
どんなサイズのものでも作れて便利です

ハウスの入り口を木で作っているのは
私だけかも知れません

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2014年2月11日火曜日

インカのめざめ

「インカのめざめ」と言う馬鈴薯の種子イモです
タキイの通販で入手しました

この馬鈴薯を作ってほしいと頼まれたからです
依頼主はKホテルの料理長です

糖度が非常に高く食べた人は
栗?サツマイモ?カボチャ?これは馬鈴薯ではないと言うそうです

収量が少なく入手困難な芋で
価格はメークインの数倍はします

作りにくく収量が少なそうなので
料理長の要望に応えられるか少し不安です

もし たくさん採れたら
頒布会の会員に送りたいものです

http://www.uno-farm.jp/(宇野農園の頒布会はこちらから)

2014年2月10日月曜日

種蒔き

育苗ハウスで種まきを始めました 蒔いたのはサニーレタス
コマツナ コカブ コールラビ等です

これらの苗が出来上がるとハウスの春菊を
片づけて植えつけます

プラグトレーの下に敷いているのは電熱マットです
好みの温度に設定できるのでとても便利です

これらは寒さに強い野菜ですので生えそろったら
無加温の育苗ハウスに移動です

それからトマト ナス ピーマンなど夏本番の
種を蒔きます

種蒔きが始まると今年の野菜つくりが本番を迎えます


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2014年2月9日日曜日

会陽

昨夜 美作市林野の安養寺で会陽がありました
褌だけの男が真木争奪の肉弾戦です

裸の男たちはお寺から数百メートル離れた川で身を清めます
身を清める前に数人のお坊さんが般若心経を唱えていました
境内では真木の投下される前数百人の男たちがもみ合っています
主催者発表では800人と言うことでした
9時20分明かりが一斉に消され横田住職が2本の真木を投下しました
昨夜は降雪のあとで寒く足元が悪かったので見物者は
昨年に比べてかなり少なかったようでした

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2014年2月8日土曜日

ハウス雪害対策

 
昨日は早くから予報で今冬一番の積雪になると報じていました
そこでハウスが潰れないようにと用意していた孟宗竹を立てました
 
このハウスの屋根勾配はなだらかなので積雪に弱いのです
いままで雪害で何棟ものハウスを潰しました
 
こうしておけばまず大丈夫です
ハウスが潰れると栽培している作物までダメにしてしまいます
 
このハウスには春菊を栽培していますが
2月一杯で終わりにします
 
そのあとはリーフレタス、ラディッシュ、コカブを予定しています
それらの収穫が終わると夏秋トマトを植えつけします
 
落ち葉堆肥をたっぷり入れて
甘くておいしいトマトを作ります
 

2014年2月7日金曜日

ニンジン

春菊を栽培しているハウスの両サイドのハウス際に
極小の畝を作り10月8日に人参を蒔きました

この時季に人参を蒔いたことはないのですが
少しの空き地があったので実験として蒔いてみました

蒔いてから四か月が経ちましたが最も寒い時期なので
生育は遅々としています

日長時間が長くなるにつれて成長スピードが
上がってきました

このまま順調に大きくなり収穫できるのか
抽苔(とう立ち)してしまうのか初めての経験でわかりません

3月中下旬にはアップして結果をお知らせ出来るでしょう
総延長50m 黄 オレンジ 紫の3種を蒔いています
 

2014年2月6日木曜日

フクジュソウ

今冬一番の寒さがやって来ています
先日バカ陽気があったので余計寒く感じられます

寒い中でも蝋梅、マンサク、アネモネ、セツブンソウ等が咲いています
日足は少しずつですが伸びて行き着実に春が近づいています

フクジュソウはどうしているのかなといつもの場所を見ると
沢山の蕾がのぞいていました

フクジュソウは太陽が大好きの花で曇った日や
雨の日は開きません

陽が当たって暖かい日には太陽に向かって
パラボラアンテナのような黄金色の花を咲かせます

フクジュソウは元旦草とも言いますが
当地では一か月遅れて咲きます

暖かい温度管理をすると元旦に花を
見ることが出来るのでしょう

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2014年2月5日水曜日

プリムラの開花

昨年の10月12日に箕面市の「彩菜みまさか」開店4周年に行き
売られていたプリムラの苗3株(3色)を買ってきた

そして大きなプランター(古いコンテナー)に植えた
その中の一株が開花しました

ヨーロッパでは春を告げる花として重宝されているらしい
プリムラは「最初の」を意味するプライマリーから名付けられたようです

とにかく丈夫で作りやすい花
しかも長期に亘って咲いてくれます

私の植える花は値段が安くて作りやすく
長期に亘って咲く花 これがキーワードです

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2014年2月4日火曜日

アスパラガス

2アール弱の小さな圃場があります
その圃場にアスパラを植えようと考えたのは馬鈴薯を掘った後だった

だからスタートが遅くそれから種子を蒔き
定植したのは秋半ばだった

直ぐに活着して新芽が次々と出てきました
とは言っても株が養成されたわけでもなく貧弱です

今年は出来るだけの手入れをして大きく育てます
そして来年からの収穫に備えるのです

現在植えているのは圃場の三分の二です
残りは紫色のアスパラを植える予定です

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2014年2月3日月曜日

ラッキョウ

不覚にも獣害防除のゲートを締め忘れたことがあった
するとラッキョウの新芽を鹿に少したべられた

以前にそのようなことがあって
収量が大きくダウンした

そこで今年は早目に追肥をして
土寄せをしました

今年の冬は今のところ降雪もなく暖かくて
順調に育ち始めました

販売用ではないのですが
このまま大きくなるとそこそこの収量になるでしょう

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2014年2月2日日曜日

アネモネの開花

1月10日にアネモネの小さな蕾を見つけました
そして20日後例年通り真っ赤なはなを咲かせました

チューリップは植え替えずそのままにしておくと
花はだんだん小さくなり咲かなくなってきます

その点アネモネは放任です
もう数年も植え替えていません

大きなプランターというよりもコンテナーに植えっぱなしです
葉色が落ちてきたらボカシ肥料を与えています

野菜栽培で忙しいのでゆっくり花をつくる時間がないのです
でも花が一本もないのはさびしいので極簡単なものを植えます

その代表選手がアネモネ次はガーベラかな
でも水やりだけはしています



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2014年2月1日土曜日

山陽新聞に載った投稿

先月15日孫娘(12歳)の投稿文が山陽新聞の
エッセー欄に載ったので私も久しぶりに投稿したところ載りました
少し 長文に成りますがご笑覧下さいますと幸甚です

1月26日 山陽新聞 「ちまた」欄
題名は「落ち葉堆肥で「本物」の野菜を」です

 私は野菜専業農家です。今の時期は年末までに秋冬野菜の収穫を殆ど終えているので、少しゆっくりしています。春先になると一斉に野菜の植えつけが始まり、とても忙しくなってきます。それまでは体を休めて充電しておきたいのです。

 でも、そうとばかり言っておれません。野菜つくりで最も重要なことは、作付までにどれだけ土つくりをするかです。それによって成績が決まってしまうのです。

 50年に及ぶ野菜つくりの経験から、落ち葉堆肥が土つくりにとって最も優れていると思います。

 落ち葉は土づくりの基本である植物繊維が多く含まれ、山の栄養分を運んでくれます。その結果、野菜の病気は少なくなり味もよく、連作も出来るようになりました。今の時期、暇さえあれば帰農した息子と落ち葉集めに励んでいます。

 私の住んでいる山間地では、政府の言う規模拡大はできません。環太平洋連携協定(TPP)で日本の農業を危惧する声がありますが、少量多品目でも消費者に安全安心な「本物」の野菜を提供できれば、必ず支持していただけると確信しています。

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