2014年2月1日土曜日

山陽新聞に載った投稿

先月15日孫娘(12歳)の投稿文が山陽新聞の
エッセー欄に載ったので私も久しぶりに投稿したところ載りました
少し 長文に成りますがご笑覧下さいますと幸甚です

1月26日 山陽新聞 「ちまた」欄
題名は「落ち葉堆肥で「本物」の野菜を」です

 私は野菜専業農家です。今の時期は年末までに秋冬野菜の収穫を殆ど終えているので、少しゆっくりしています。春先になると一斉に野菜の植えつけが始まり、とても忙しくなってきます。それまでは体を休めて充電しておきたいのです。

 でも、そうとばかり言っておれません。野菜つくりで最も重要なことは、作付までにどれだけ土つくりをするかです。それによって成績が決まってしまうのです。

 50年に及ぶ野菜つくりの経験から、落ち葉堆肥が土つくりにとって最も優れていると思います。

 落ち葉は土づくりの基本である植物繊維が多く含まれ、山の栄養分を運んでくれます。その結果、野菜の病気は少なくなり味もよく、連作も出来るようになりました。今の時期、暇さえあれば帰農した息子と落ち葉集めに励んでいます。

 私の住んでいる山間地では、政府の言う規模拡大はできません。環太平洋連携協定(TPP)で日本の農業を危惧する声がありますが、少量多品目でも消費者に安全安心な「本物」の野菜を提供できれば、必ず支持していただけると確信しています。

http://www.uno-farm.jp/(宇野農園ホームページ)

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