2011年6月30日木曜日

ブルーベリーの挿し木

今春ブルーベリーの極早生種が「道の駅」で
売られていたので2種類2本を買ってきた

6月10日には熟れ始め甘くて大きな実だった
昨日で熟れ終わったので挿し木をした

まだ木が小さいので穂木を取るのは無理のようだ
枝を切ったところで枯れはしないだろう

切ったら新梢が伸びてくるだろう
早く増やしたい一念で切った

切り口に植物ホルモン「ルートン」をつけて
ピートモスに挿した 

昨年この頃挿したブルーべりー
一年後の姿です

2011年6月29日水曜日

ナス

遅く植えたナスがやっと実を付けた
品種は「千両2号」です

ナス紺色も美しくこのように光っています
これから霜の降るまで毎日収穫が続きます

と 言う事はナスの収穫が終わるまで「休日なし」です
ナスに伴走してロングランが始まります

第1果は小さくても収穫します
大きくするとナスの樹がまだ小さいので負担がかかりすぎ
その後の収穫に悪い影響を与えます

ナスを水不足状態で育てると固い「石ナス」になります
沢山の実をつけるので肥料も多く要ります

ナスには「水」と「肥料」を多く与えても
与えすぎることはありません


田舎の夏のギャング マムシ 通称「くちゃめ」と言っています
昨日キュウリを収穫していたら敷きワラの上にトグロを巻いていました
捕獲して殺しました これから夜道を歩くときは長靴を履くか
懐中電灯を持たねば危険です
今朝の花 ストケシア 先日とは色違い

2011年6月28日火曜日

南瓜と座布団(マット)

南瓜が畑一面に繁茂してきた
葉の大きさと色は目標どうりの姿になっている

他の農作業で忙しくて数日南瓜の畑に来ていない
すると沢山の実を付けていた

慌てて即効性の有機液肥を施し座布団(メロンマット)を敷いた
連続して2果3果着果しているのがあったので1果に間引いた
そしてこの写真のように着果部から出ている孫蔓を削除

追肥する位置は着果部から蔓の先端にかけて施肥する
この画像から分かるように地表面に白い根が見える

蔓の先端部分のアップした画像を載せます
株元から4m離れた位置になります
南瓜の追肥を株元にするのが
ナンセンスなことがお分かりでしょう

南瓜に元肥が多いと草出来がして実が付かないし
少なすぎると栄養不良で実が落ちます

簡単なようで難しいのが南瓜です


今朝の花  ユリ

2011年6月27日月曜日

イチジク

一昨年植えたイチジクに数個の実が
付いている

これはフランス生まれの
「ヌアール ドカロン」という品種です

日本イチジクの幼果は丸みを帯びた三角形を
していますが これはナスのような形です

この形から推測すると大きなイチジクに
なりそうな気がします

昨年は同じ会社の「サルタン」という品種の
イチジクを植えました

どちらも滅茶苦茶 甘い品種で「サルタン」は
糖度30度 まるで水飴の甘さだそうです

日本イチジクを数本植えていますが
大寒の寒波でダメージを受けましたが
この2本は全く異常ありませんでした

新梢に幼果が次々と見えてきています
熟れるのが待ちどうしいです

今朝の花  百合

2011年6月26日日曜日

キウイフルーツ

省エネ効果を狙ってゴーヤで緑のカーテンを作る人が
増えている

私は軒先に棚を作りキウイを植えて夏の日差しを
防ぎ秋にはキウイの収穫と一石二鳥をしている

十数年を経過しているので幹の根元の直径は
20cm近くになって毎年沢山の実を付ける

少し遅れたが間引かなくてはならない
新しく伸びた枝に2個残すようにする

すると60%を間引くようになる もったいないような気が
するがこうしておけば立派な大きな実になる

初めてキウイを植えたとき果たして実をつけるだろうかと
心配したが杞憂に終わった

冬の剪定と間引きをすれば全く手がかからない
肥料も農薬散布もしたことが無い

家庭果樹に一石二鳥のキウイ作りです

今朝の庭の花  ストケシア プランターに
植えています 宿根草なので毎年咲いています

2011年6月25日土曜日

黒大豆の発芽

黒大豆が見事に生え揃った
今年はほぼ 完璧です(今朝の状況です)

これは丹波黒大豆ですが美作地方で作って「丹黒」と言うと
産地偽装になるのです

だから美作で作ったのものは「作州黒」と言っています
私は「丹黒」と言うのは品種と思っていたのですが・・・・・・

美作地方はこの黒大豆の生産ではトップの座にいます
秋には美味しい枝豆となって爆発的に売れ「彩菜みまさか」の
看板野菜になっています

直接圃場に蒔くと生えてくるのをハトが食べるので
手間は要りますがポットで苗を作って植えています

連作すると収量が落ちるので連作しないようにとの
JAの指導がありますが私は土作りをしているので
何年も連作しても良いものが作れています

今朝の花  ベコニア 10数年前に貰ったのを
大事に作り続けています 大きく育つと見事に咲きます


今朝の出荷
ヤングコーン キュウリ(彩菜みまさか店で10時からの販売です)


2011年6月24日金曜日

トマト

トマト6月23日の姿です 第1段目が力強く
着果しています

私は1段目は4果に間引きます
勿体ないようですがこの時点ではまだ樹勢が十分とは言えません

1段目にたくさんの実をつけると上位段が栄養不足になり
時には花振るい(実が付かない)が起こります

間引きは大きいのと小さいのとを取り除き
中位のトマトを残します

これから追肥を始めるようになります
有機液肥の10~20倍液を畝の中間に灌注します
トマト雨除けハウスの様子です
作業が遅れがち 草を取り肩マルチ敷きワラ芽こぎetc

このハウスは100坪余りあり660本植えています
これから手入れをして「べっぴんさん」になって再登場させましょう

今朝の花 ズダヤクシュ 苔玉にしたのを頂きました
喘息の薬になるそうです

有難うございました

2011年6月23日木曜日

キュウリ

キュウリ(第1段階)の今の生育状況です
草丈は約1.5mになりこれから本格的な収穫です

4条植えていて合計約200本です 生育は順調で
病気の発生もなく葉は厚く光沢があります

畝の上に菜種粕を散布して敷きワラをしています
肩の部分は敷きワラが出来ず雑草が生えるので黒マルチをしています

敷きワラをしておくと適度な湿りと地温の上昇を防ぎます
夏野菜に黒マルチは地温が上がりすぎるので生育不良になります

これは親蔓の着果の姿で同じ節から子蔓 孫蔓が出てきて
それぞれに雌花をつけるので多くの肥料と水を要求します

第1花が咲き始めるころ次のキュウリを植えると
連続して収穫が出来ます

これは第2段階のキュウリで植えてから
1週間になります 本数は180本です

今朝の花 路肩に咲いていました 名前は分かりません

風で揺れていたので少しぼやけています

2011年6月22日水曜日

キューリの逆立ち

今朝はキューリを収穫して出荷を終えてから
ブログを書いています いつもより遅いアップです

今朝 収穫しているとこのように逆立ちしたのが
3本あり そのうちの1本です

上に向いて咲いた花がそのまま大きくなりました
それも 真っ直ぐに伸びています

このようになるのは樹勢が強いからです
それは根が力強く伸びている証しです

根が良く伸びていくのは土や肥料が良いからです
落ち葉を入れて有機質の肥料のみで作っているからです

化学肥料は土壌微生物を殺します
そうすると土は死んで野菜は作り難くなってきます

今朝の一輪 アマリリス 他は全て咲き終わって
いるのに こんなに遅れて咲きました

今朝の出荷 彩菜みまさか(箕面店)
ヤング コーン
キューリ  午前10時からの販売になります お早めにどうぞ

2011年6月21日火曜日

イチゴ親株

イチゴの子苗(ランナー)を採る圃場です
2.5mの畝の真中に1mの間隔げ親苗を植えています

品種は「宝交早生」でずっと昔の品種です
家庭菜園やビニールを使った小トンネル栽培にはうってつけの品種です

長さは25mあまりあります
右に黒っぽくみえるのは「赤シソ」です
今年は梅が大豊作なので植えています

黄色っぽく見える3条は「ゴマ」を蒔いています
今 芽が出てきました

赤シソもゴマもイチゴのランナーを採るのには影響ありません
畑の有効利用です

今朝の一輪  昨日の続きです


です

2011年6月20日月曜日

雑草

夏野菜作りは雑草との闘いです
これはトーモロコシ畑の状態です

トーモロコシは90cmの幅で植えています
見事な雑草が生えています

主なものは「アカザ」でそのままにして置くと
私の背丈を越すほどに成長します

トマト キュウリ ナスなどはマルチや
敷きワラで防いでいます

除草剤を使えば簡単ですが安全性の観点から
全て手取り(草削り鍬)除草です

鎌は研ぐのが当たり前ですが私は鍬も
グラインダーで研いでいます

そうすると草が地際から面白いほど切れるのです
それにそんなに力を入れずに草が取れます

面白いほど草が取れても
決して楽しい作業ではありません
草を取った直後の状態です
梅雨の時期で雨が多く活着したら また取ります
いやに なっちゃいます

今朝の一輪 近所の同級生H君の奥さんの丹精です
今を盛りと咲いていますので紹介いたします

2011年6月19日日曜日

モロッコ インゲン

これは自家用に植えているモロッコインゲンです
スジが無く軟らかくてとても美味しいインゲンです

平莢で長さ14cm幅1.8cmの大きさです
育ち過ぎてもスジが入らずしかも柔らかい

家庭菜園に是非植えておきたい野菜です
蔓有りと蔓無しがありますが前者のほうが
収穫期間も長くしたがって収量も多いです

約20年前「千里阪急百貨店」の「宇野農園コーナー」に
出荷したとき大変な人気野菜になりました

店の担当者から「うちの店の看板野菜」とまで言われました
もう一つそのように言われたのが「九重栗南瓜」です

この南瓜を一昨年福島県は県のブランド南瓜に指定しました
作りにくいので家庭菜園にはお勧め出来ません

2011年6月18日土曜日

サトイモ

サトイモの昨日の様子です
芽出しをして植えているので欠株はありません

うね幅は1.3m株間は50cmとやや広く植えています
この植え方で10アール当たり1538株となります

植えている面積は1.7アール(50坪)250株です
サトイモの原産地は東南アジアで毎日スコールが降る
地方でうまれました

だから水分が切れると野菜のなかで一番に
日焼け(干害)を起こします

サトイモがもし喋れば「肥料より水が欲しい」と
言うでしょう 

たっぷりの水分補給がサトイモ上作の
コツです

アップした画像
今朝の出荷  ヤング コーン(箕面市 彩菜みまさか店) 

2011年6月17日金曜日

ナス

ナスを遅く植えたのでまだこんな状態です
3畝植えています

右が「水ナス」で左の2畝は「千両2号ナス」です
水ナスが55本 千両2号は110本です

畝幅2m 苗がたくさん出来ていたので捨てるのは
もったいないので株間40cmと狭く植えてみました

両方に枝を配置するV字仕立てなので狭くても
作れるのではないかと思っています

これから敷きワラをしたり支柱を立てたり
手間のいる作業が続きます

ナスは特に肥料分と水分を要求する作物です
不足すると固いナス いわゆる「石ナス」になります

これからの生育状況を時々ブログに載せますので
ご覧下さい

今朝の花  カラー

2011年6月16日木曜日

トーモロコシの開花

トーモロコシが開花を始めた
収穫は25~30日後

したがって出荷は7月10~15日となります
収穫適期は数日 それを過ぎると皮が口に残る

だから数日間隔で8回に分けて植えている
総本数は4000本です

収穫出来るのは一番上に咲く一本で
それ以外はすべて取り除く

以前は取り除いたものは捨てていたが
近頃はヤングコーンとしてよく売れるので助かる

天ぷら サラダ 煮物 肉じゃがに入れても
美味しい 数日中に出荷できるようになる

トーモロコシを作り始めて20年を越した
簡単なようでなかなか難しい

失敗の連続であったがやっと気に入ったものが
出来るようになった

私の作る野菜のうちで売れ足の最も早いのが
トーモロコシ 一度私のトーモロコシを口にした人は
甘さに驚いてリピーターが増えているからだと思う


今朝の庭の花  ガーベラ 次々と咲いてきます

2011年6月15日水曜日

獣害防除

昨日の地元紙「山陽新聞」の投書欄に獣害防除に
ネットを張っている目の前で鹿に破られたというのがあった

山村地域の農業で一番困っているのは獣害です
私も昨年は南瓜とモチ米を全滅させられた

南瓜のネットは破られ稲の電気柵は押し倒された
そこで今年はこのようにワイヤーメッシュで囲った

ワイヤーメッシュは直径5mm 目の大きさは15cm角
高さは1m鹿ならば簡単に飛び越えられる高さ

でも上部に出ている太いワイヤー部分に体を
引っかけるのではないかと恐れて飛びこまないそうだ

でも安心してはいられない メッシュの上部30cmに
バラ線(有刺鉄線)を張る そうすれば完璧かも

敵もさるもの引っ掻くもの 御馳走を目の前にして
どのような新手を編み出してくるだろうか
こんな山の中の畑(約3.5アール100坪)狙われないのが
どうかしている 今年は安心して作られるかも

獣害は防げるけれども防げない自然災害のほうが怖い
同じ農家として福島県の農家のことを思うと
いたたまれない気持ちになります 

2011年6月14日火曜日

小梅の収穫

一昨日の雨で野菜の圃場に入れない
そこで朝早くから小梅の収穫をした

4本の「甲州小梅」を植えているがどの木も
ご覧のように鈴なりです

地面にシートを広げて揺すって落とせば作業ははかどるが
梅に傷のついたものが多くなる

そこで腰に小さい籠をつけて手取りした
1本は収穫していたので今日の収穫は3本です

夕方計ってみると80kgあった
不作為で50個を計ってみると198g
すると梅の個数は20000個にもなる

水に浸してアクを抜いた後は
塩漬けして いわゆる「梅漬け」にする
紫蘇も順調に育っている

上手く出来たら知り合いへ「オスソワケ」
余った分は直売所へ出荷しよう

少しだけカリカリ梅も作ってみよう
卵のカラも用意できている

自家用にと植えたのだがこんなに成ったら
負担になってくる 今朝は肩が凝っている


今朝の花 ビヨウヤナギ(未央柳) 美女柳 美容柳とも書く

2011年6月13日月曜日

ブルーベリーが熟れました

昨秋ホームセンターで売られていたブルーベリーの中から
極早生品種を3本買った

昨日6月12日(妻の70歳誕生日)に熟れ始めた
以前から植えていたのが20株あまり大量の実を付けている

1年分のジャムを作っておこう
余った分は直売所(彩菜茶屋)に出荷しよう

昨夜NHKスペシャルで萩本欽一さんの司会で
長寿遺伝子「サーチュイン遺伝子」が放送されていた

少食にすることによって10番目の遺伝子に「サーチュイン遺伝子」が
出来てくるそうです

ブルーベリーにはレスベラトールと言うポリフェノールの一種があり
これはサーチュイン遺伝子を活性化させるそうだ(これはスペシャルとは
別の情報)

ブルーベリーは「目に良いそうですね」と殆どの
人が言います それよりもっと凄い健康効果がありそうです

「人間の一生の食い扶持は決まっていて毎食沢山食べる人は
早く死に少しづつ食べる人は長生きする」と言われています

今 このことがマサチューセッツ工科大学(MIT)の教授により科学的に
証明されました 平均寿命100歳も夢では無くなりそうです

あの有名な日野原先生の昼食はクッキー2枚と
牛乳1本 先生はこの事をよくご存じで実行されているのです

今朝の一輪  カラー

2011年6月12日日曜日

トマト

定植後8日目のトマトです
1段めが一斉に開花しました

こういう姿で開花させるのが理想と思っています
家庭菜園で見かけるのは1段目の花が咲くとき
過繁茂になり花が見えないのが多いようです

そのようにすると1段めのトマトが付かなかったり
先端部が異常に成長して花が咲かなくなります

いわゆる異常主茎になり先端部の茎が時には
割れ目を生じます これをメガネと言います

買ってきた小さい苗を直ぐに植えると失敗しやすいのです
苗は大きいポットに植えかえ開花直前に植えるのが理想です

早く支柱を建てないと倒れそうです
今日 明日はタイムリミットです

花をアップします

昨日は千葉から帰省している息子夫婦と孫それに
近くに嫁いでいる2人の娘夫婦と孫 総勢12人がやって来ました
ホタルを見にいったり花火をしたり今朝も池で釣り(フナ)サービス
爺も婆も少し疲れます
「孫は来てよし帰ってよし」と誰かが言っていました

ストロボを発光させると不自然な写真になるので
ISO2000にして撮影しました

2011年6月11日土曜日

南瓜

一週間前には30cm位だった蔓は2mを越すほどになった
超スピードで蔓は伸びている

7~8節には雌花がついている
雄花はたくさん咲いている

第1果が咲くとすぐに追肥をする
第2果が着果すると第1果を間引く

第1果をそのままにしておくと小さい南瓜になり
第2果以降は第1果に栄養を取られてしまい実が付かない

初めから第1果を取り除いておくと樹勢が強くなりすぎ
第2果以降が花振るいして着果しない

南瓜の蔓は繁茂しているが肝心の
南瓜が見当たらない よく見かけるパターンです

簡単なようで難しいのが南瓜栽培です


今朝の野の花   アザミ

2011年6月10日金曜日

ホタルの乱舞

今はホタルの最盛期 夜空にひと際美しく乱舞している
千葉県に住む孫(5才)が息子に連れられてやって来た

一昨年大水害のあとはホタルが減ったが
今年は回復して多くのホタルが飛び交っている

近くに住む孫が3人やってきたので夕食を早目に摂って
大勢でホタル見物に出かけた

地区あげてのホタル保護や増殖は何もやっていない
でも これだけのホタルがいると言う事はそれだけ
自然が残っていると言う証明なのかも知れない

そんな自然のなかで自然を壊さない野菜作りに
挑戦し続けています

画像をクリックするとホタルが良く見えます


今朝の花ならぬ実   ユスラウメ
まるで宝石のようです  熟れ始めました