2012年6月30日土曜日

作州黒大豆

昨日夕方黒大豆を植えた
自家用+アルファの量です

この黒大豆は早く植えると草丈ばかり大きくなり
遅く植えると未熟果になり色が付かない

この辺りでは6月15日ころ蒔くのが経験的に適期です
大きな面積で栽培する人は播種機で蒔きますが私は苗を植えています

大きく育つ豆なので反当(10アール当たり)2000本植えるのが標準ですが
私の圃場は肥えているので1700本弱です

畝幅1.2m株間50cmと広く植えています
今見ると広すぎる感じがしますが全面 覆われてきます

生長に従ってアップいたしますのでご覧下さい

2012年6月29日金曜日

エダマメ

エダマメの昨日のようすです
2~3粒入りの莢が多く付いています

1粒入りは売れないので そのような莢が多いと
農家としては利益が上がりません

以前 書きましたがコツは開花時に
肥料が効いていなければなりません

元肥を多く入れておけば・・・・楽なようですが
草たけが大きくなり樹勢が強くなり花が少なくなります

どんな作物も体内に設計図を持っています
設計図を無視したのでは作物は上手く作れません


2012年6月28日木曜日

ナス初収穫

やっとナスが初収穫できました
これは「水ナス」です

例年と比べてこんなに遅くなったのは
5月の低温と記録的な少雨です

仮の支柱は立てていますが本格的な支柱はまだです
切羽詰まった作業が優先されるからです

通路の草取りも途中まで 手で引き抜いています
今日はトマト(第2段階)とキュウリ(同)をしなければ倒れてしまいます

失業とは無縁の話 でも ちょっと忙しすぎるかも

今朝の花 百合




2012年6月27日水曜日

トマト

トマト(第1段階)のきのうの姿です 第二段階は開花が始まり
第三段階は今月中に定植します

このハウスは幅7.2m奥行き47mです 約100坪の面積です
現在5段目の花が咲いています
熟れ始めは7月15日を予定しています
1~2段は この大きさに育っています
自根トマト(接ぎ木をしていない)を同じ圃場で
十数年連作しています それを可能にしているのは徹底した土作りです

土壌消毒はしていません
してはいけない作業です(土壌微生物を殺すと土は死んでしまいます)

今朝の花 ストケシア 宿根草で長い間この時期に咲いています



2012年6月26日火曜日

有機農業視察

私のブログを見ておられた方からメールが入った
私の農業を視察したいとのこと Okの返事をした

来られたのは岡山県の最南西部 井原市(平櫛田中美術館がある)の
美星町(東京大学の天文台がある)の農家の皆さん

一時間余りの視察時間だったが二か所の圃場を見て貰った
短い時間だったが知っている知識技術の全てをお話しました

若い野菜専業農家もおられて熱心な質問が続いた
十数年間 トマト(接ぎ木をしていない)を連作している圃場に案内した

全く病気もなく見事に揃っているトマトを見られて
皆さん 驚いておられた 

土作りをした 有機農業の圃場では
「連作障害」という言葉は無縁です

私は化学肥料を使い土壌消毒をして土壌微生物を殺す農業が
間違いであることに気付いて四十年余り 私の選択は間違ってはいなかった

今朝の花 カスミソウ
アップした画像


2012年6月25日月曜日

カレーの夕べ

6月7日にお知らせしていたカレーの会を
昨夜 美作市林野にある「愉蔵」でおこなった

市販のありふれたカレーに私の作った玉ねぎや馬鈴薯を
たっぷり入れたヘルシーなカレーです

私のブログを見ておられた 遠くは岡山から そして津山から
10人位は予定していたが23人もの方が来られた

カレーに入っている馬鈴薯がまるでサツマイモのように
甘いと感激された岡山のTさん ジャガバターにも感激されていた

食事の後一時間かけて「文章教室」をいたしました
文章を書くということは脳の活性化に役立つということで話を終えました

今朝の花 百合 近所に咲いていました

2012年6月24日日曜日

馬鈴薯

馬鈴薯の葉が少し黄色くなってきたのと 翌日の午後は
雨の予報だったので昨日 急遽 イモ掘りをした

メークイン10kg ダンシャク5kgを植えていた(約1アール)
順調に生育していたので掘ってみると期待通りだった

コンテナーに14杯 400kgはある それに小さい物が
40kgはある この写真は1株の芋(メークイン)です

同じ面積で人間を最も多く養える作物であろう
アメリカ大陸が発見されヨーロッパへ持ち帰られた

馬鈴薯を主食にしている国もあり冷涼な気候ででよく育つので
北海道が産地として君臨するのも頷ける

麦が出来ないアイルランドでも馬鈴薯はよく出来た
そして人口は爆発的に増えた

ところが致命的な病気「疫病」により大飢饉 100万人以上の
餓死者が出て新大陸へと移民していった

アメリカ人で多いケネディ姓の先祖はアイルランド出身と
聞いたことがある

今朝の花 タチアオイ 咲き終わると梅雨が明けるとも言われています



2012年6月23日土曜日

田植え

一昨日田植えをした この辺りというよりは市内ではラストだろう
この田には一面にレンゲが咲いていた

5月下旬にトラクターで鋤き込みよく腐ってから田植えをする
いわゆるレンゲによる土作りです

品種は「コシヒカリ」です 早生種の稲ですが刈り取りは10月10日以降です
秋の彼岸をすぎて夜温が下がってからの収穫です

果物に限らず一日の温度差が大きくなると甘みが出てきます
信州の「巨峰」県北の「ピオーネ」が甘いのも新庄村の「ヒメノモチ」が
美味しいのも理由は同じです

美味しい農産物を作ろうと思えば作物に合わせて作業をする
今では 人間の都合に合わせて作業をしています

周辺の稲はこんなに大きくなっています
今朝の花  ヒマワリ 今年の第一号のようです
近所に咲いていました



2012年6月22日金曜日

ヤングコーン

トーモロコシは大きい実を取るために一株に一本にします
2~3個の幼果をつけますが最上部を残して間引きます

間引いたものを「ヤングコーン」として出荷しています
食べ方は天ぷら サラダ カレー 煮込み料理に入れるなど

スーパーには出回っていないので珍しいのと
変わった食材として例年よく売れています

今朝初出荷です 
彩菜みまさか 本店は午前8時から箕面店は10時からの販売です


2012年6月21日木曜日

ピーマン

昨日の夕方撮った写真です

畝幅1.7m株間50cmです
倒れないように仮支柱を立てています

4本仕立てにするので太い小枝を4本を残す
その下の小さな芽はかぎ取ります

品種はタキイの「京ゆたか」です
伏見甘長 万願寺 ジャンボ パプリカ等など
色々な品種がありますが「ピーマン」が一番良く売れています

今朝の花 クチナシ 画面から良い匂いは........出ませんね

2012年6月20日水曜日

キュウリ

キュウリは大きな そして大量の葉を付けているので
風にはめっぽう弱い

過去において台風の強風で何回も全滅したことがある
昨日の台風4号は足早に通り過ぎて行き風は吹かず雨台風だった

やっと取れ始めたキュウリが全滅しないかと心配していた
杞憂に終わって胸をなでおろしています

間もなくキュウリネットの最上部(1.8m)に届きます
有機肥料のみで栽培していて順調に育っています

葉は厚く緑も濃く全く病斑は見当たりません
良いキュウリが沢山採れそうです
キュウリはギネスブックに載っているそうです
どういう理由で? それは次回のキュウリブログで

2012年6月19日火曜日

無臭ニンニク

次女の嫁ぎ先で自家用にと無臭ニンニクを作っていた
沢山採れたと持ってきたので種球にして昨秋植えた

葉が傷んできたので引き抜こうとしたが抜けない
そこで三つ鍬で掘り起こした

ご覧のように大きなニンニクですがこれではまだ小さいそうだ
普通種と同じような感覚で狭く植えたからです

「無臭」と言っても匂いはあります
一割とか14分の1とか解説書にあります

とにかく大きいので「ジャンボニンニク」とも言われています
匂いが少なければ朝からでも食べられるかも

2012年6月18日月曜日

トウモロコシ

トウモロコシを7回に分けて植えています
最初のトウモロコシが開花してきました

従って収穫は7月上旬になります
トウモロコシの美味しい期間は数日です

だから数日に収穫出来る量が一回の植え付け本数になります
今日は最後のトウモロコシの植え付けで旧盆ころの収穫になります

トウモロコシは収穫後一日経てば甘みが半分になります
それで朝どりするので本数が限定されてきます

その日のうちに消費者に届き しかも有機肥料だけで栽培して
いるので「まるで果物みたい」と言って下さるのです

昨年  「彩菜みまさか」の小倉店長が糖度を計ると19度
これは「ピオーネ」(糖度16~18度)よりも甘いのです

開店と同時に完売しますのでお早めにお出で下さい
初出荷はブログでお知らせいたします


2012年6月17日日曜日

ラッキョウ

昨日は雨の予報だったので前日ラッキョウを掘り上げた
茎葉が付いているので大きなカサ(量)です

それを一つずつ根と葉を包丁で切り離していく
根気のいる作業を二人で進めていく・・・・というよりは私は少しだけ手伝った

それをタライのような大きな容器に入れ揉み洗いをした
すると見違えるように綺麗になった これで7.5キログラムあった

一割の塩を加え水を八分目さして4日程置くと塩漬けできる
それを甘酢(米酢に砂糖を加えたもの)に漬けこむと完了

こんなに手間のいることをしなくても市販のラッキョウ酢を
使えば簡単に出来ると聞いて試したことがある

しかし慣れている我が家の味とは違う(まずい)
美味しい物を食べようと思えば手間暇かかります

ラッキョウはニンニクと同じ成分が含まれており
健康食品として見直されています

2012年6月16日土曜日

ナス

少しぼんやりした画像ですが
これは昨夜(19時30分過ぎ)撮ったものです

本来ならば収穫の始まっている時期ですが
遅く植えたのでやっとこの大きさです

3畝植えていて2畝は「千両二号ナス」で
残りは「水ナス」です

畝幅1.8m株間50cmです 総本数は150株です
支柱はナスが倒れないように 仮のものです

二本仕立てにしてV字になるように誘引していきます
生育に従ってアップしますのでご覧下さい

黒マルチは雑草防止のため 畝の肩の部分にのみ
しています 

敷きワラは地温が上がらないので好結果をもたらします
収穫が終わると鋤き込み土作りになります

今朝の花 ミニバラ 昨年ホームセンターで298円で買ったもの
それを鉢植えにしています

2012年6月15日金曜日

プランタートマト

これは玄関脇に大型プランターに植えている
二本のトマトです

右はミディアムトマト(高さ1.2m)
左はミニトマト(高さ1.1m)です

竹の支柱は軒下まで届いており
高さは2.5mあります

軒下まで大きく育ててみたいと思っています
これからの肥培 水管理がキーポイントです

ミディアムトマトの今朝の大きさ
庭先には大玉トマト(桃太郎トマト)を植えています
右は桃太郎エース 左は桃太郎ファイトです
菜園プランターや少しの庭先を利用して4本のトマトを
植えておけば夏のトマトの自給が出来ます

今朝の花 プランターに植えているサルビア



2012年6月14日木曜日

南瓜

南瓜の着果が始まったので座布団(メロンマット)を敷いた
こうしておかないと接地面が汚くなり販売には不向きです

着果後直ぐに敷くと落果することがあるので
確実に大きくなることを見極めてから敷いた方がよい

昨年は過繁茂にしたので今年は追肥を遅らせた
するとタイミングがずれてやや肥料不足気味

今年は着果数が少ないかも
今日は少し多めの追肥をしてみよう

今朝の花 カランコエ 二回目の開花です

2012年6月13日水曜日

トマト(雨除け栽培)

これは定植後20日のトマトです
順調な生育をしています

一段目のトマトは直径2~3cmに育っています
二段目の花が勢いよく咲いています
一段目のトマトは樹勢がまだ弱いので3個に間引きました
二段目以降は5果をつけるように花を見て間引きます

L M級のトマトを多く収穫する為です
一果房に多くの実を付けると上段の花が少なくなったり花振るい(実が付かない)します

2.1mの支柱を立てています 8段目のトマトまで収穫の予定ですが
日ごと気温が高くなるので成長が早く7段で終わるかも

樹勢を見ながら的確な追肥と水管理が重要です
3段目以降は尻腐れ果(Ca不足)予防のためカルシウムの葉面散布は必須作業になります

今朝の花 美容柳


2012年6月12日火曜日

トマトの挿し木

植えている桃太郎トマトの脇芽を取ってきた
それをメネデールの100倍液に一昼夜浸した

それをバーミキュライトに挿し たっぷり水を与えた
一週間経って発根を始めた
これをポリ鉢に植えて苗になる 種子を蒔いた苗より根が太い
種子を蒔いたものより丈夫に育つと聞いている

種子代0円の苗作りです
このトマトの収穫は9月中旬から霜の降るまでです

最初に植えたトマトの収穫は7~8月採り
これから植えるトマトは8~9月採り

この挿し木苗を植えると7月~11月まで収穫予定
合計1400本 台風がやって来ると全滅というリスクも

今朝の花 花ショウブ 近所の同級生が休耕田に植えています


2012年6月11日月曜日

ブルーベリー

一昨年6月20日に近所のOさん家を訪ねたら
ブルーベリーが既に熟れていた

我が家にはそんなに早く熟れる品種は無い
そこで枝を貰い挿し木を3本した 

お礼に我が家のブルーベリーの鉢植えの苗を一鉢持って行った
挿し木は全て発根した

その苗は三年目にして実を付けた
そして次々と色づいてきた

ブルーベリーは酸性土壌を好むので霜崩れした山の赤土
それに腐葉土とピートモスを加えて培養土としている

この培養土はよほど培養土として良かったのか
非常にj順調に生育している

今朝の花 ガーベラ 次々と花が出てくる

2012年6月10日日曜日

小梅の収穫

昨日午後から小梅の収穫をした
次女が二人の娘(小3と小1)とやって来て収穫体験

今年は裏年 山の中腹に植えている梅は殆ど成っていない
樫の落ち葉がいっぱい落ちる裏庭の梅は昨年の7割くらい成った

長年の落ち葉の威力をまざまざと見せつけられた
「落ち葉の威力」についてNHKの「クローズアップ現代」で取り上げられていた

長年の経験から落ち葉は最高の土作り資材です
落ち葉の連用で野菜は段々と作り易くなってきます

収穫した梅のゴミを取り除き洗った 約30kgの収穫でした
今日一日 水に漬けておき塩漬けする

昨年は「道の駅」に出荷したが今年はそんな量ではない
上手く漬けあがったら知人に「オスソワケ」しようかな

一昨日は久しぶりの雨 枝豆も生気を取り戻した
開花が始まった  ビールにとって最高の つまみエダマメ

2012年6月9日土曜日

キュウリ

晩霜の恐れが無くなった5月上旬に
植えたキュウリが成り始めた

そこで二回目のキュウリを定植する
すると最初のキュウリの収穫が落ちかけたころ収穫が始まる

次回は7月1日その次は8月1日と順次蒔いていく
そうすると収穫のピークが続いていく

労力配分と価格変動に対応したキュウリ栽培です

鉢の土が赤っぽく見えますが 霜崩れした山の赤土に
調整ピートモス(ph6.5)を混ぜて発酵菜種粕を入れています

今朝の花 ホワイトクローバー(シロツメクサ)
オランダ貿易でギヤマン(ガラス細工)を輸入した時
壊れないようにこの草を干して間に詰めてあったのです
それでシロツメクサ(白詰草)と言うのです


2012年6月8日金曜日

雨が欲しいトーモロコシ

全国的に5月は少雨記録とか
6月に入っても雨が降らない

このトーモロコシは間もなく雄花が出て開花期を迎える
水不足で午後からはこのように萎れてきた

この時期の水不足は大きなトーモロコシが付かないかも
そこで午後から畝間に2インチのポンプで水を入れた

正直なもので夕方には艶やかな葉に蘇った
同様に枝豆も開花期を迎えて水不足 同様に畝間灌水
枝豆の開花期に肥料や水不足の状態は
一粒莢が多くなるので要注意です

今日は昼前から久しぶりの雨とか
でも徒労ではなかっただろう

今朝の花 ミニバラ