2010年11月30日火曜日

黒大豆の収穫


昨日、黒大豆を収穫(引き抜いた)
束ねて持ち帰りビニールハウスに干した

数回霜に当たって葉は殆ど落ちた
実が付いていないと葉はいつまでも青々としている

霜にあたるとその葉は黒くなって落ちない
仕方なく圃場で葉をむしっている人を見かけます

おせちの一品に黒大豆の煮豆があります
一年間マメに暮らせるようにと黒大豆の煮豆を食べた

豆は何種類もあるのに何故黒大豆に限定されたのだろう
黒豆にはポリフェノールの一種であるアントシアニンがある

現代の人はこのことを知っているが昔の人は知るよしもない
経験から学んだ知恵に驚かされる

黒ゴマ ブルーベリー 赤ワイン プルーンなど黒や紫色を
したものにはポリフェノールが多く含まれる

これらはすべて老化予防に役立つ食品です
我が家の朝食には味噌汁 黒大豆煮豆 プルーンとレーズンの
入ったヨーグルトが年中付いています
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2010年11月29日月曜日

葉ボタン


新年を迎える花として毎年葉ボタンを
植えている

6つのプランターに植えて玄関の両側に
3個づつ置いている

この写真は左側 右には縮みのものを
植えている

どちらも中型品種 大型品種を2株植えたよりも
このほうがまとまりがよい

葉ボタンを上手に作るには元肥だけで
作る 追肥をしてはならない
肥料が効いているといつまでも葉は
青々として発色しない

また 葉ボタンはキャベツの変種だから
アオムシが付き葉を食害 葉に穴が開く

葉は花弁だから穴を開けられてからでは
手遅れ そうならない為には定植後
20日おきに「オルトラン粒剤」を撒くこと

そうしておけば「アオムシ」と「アブラムシ」の
被害は全く受けないので安心です
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2010年11月28日日曜日

カリフラワー

ブロッコリーと同時にカリフラワーを植えた
ブロッコリーの収穫が終わるとカリフラワーが採れ始めた

カリフラワーは真白いものですが少し黄ばんでいる
これは霜にあたったからです 中心葉を束ねておけば
このようなことにはなりません

基本的には寒さに弱い野菜です
原産地が暖かい地中海沿岸だからでしょうか

ブロッコリーもカリフラワーもキャベツの変種です
どちらも花椰菜と言われていましたが
ブロッコリーは緑花椰菜といいますが
どうやら過去の名前になったようです

カリフラワーは一株に一個しか取れませんが
ブロッコリーは収穫後側枝が伸びて小さなブロッコリーが
次々と採れます 家庭菜園で人気があるのは
ブロッコリーなのも頷けます

今日相撲は千秋楽 カリクラワーとブロッコリーが
対戦 重いカリフラワーが負けました

カリフラワーにしか無いレシピと栄養価が有ります
もっと積極的に作ったり食べて貰いたいですね
これを判官びいきと言うのでしょうか
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2010年11月27日土曜日

廃プラ処理

昨日は農協へ廃プラ(古いビニール等)を出す日
軽トラで搬入した 258kgあった

自分では処理できないので倉庫の隅に積んでいた
十数年前のものがある

その頃はイチゴをたくさん作っていたので
ビニールを大量」に使っていた

負の遺産となるような資材はなるべく使いたくないが
園芸農家やブドウ農家は必要不可欠の資材です

春 霜が降らなくなった頃野菜を植えようと
すれば2月下旬に種まきをする

トマトはビニールをかけて雨除け栽培を
しないと裂果したり病気が多くなり農薬の
使用が多くなる

これから冬の間春菊を収穫しようとすれば
ハウス栽培をしなければ無理である

地球温暖化防止に化石燃料を使わないように
することが無理なのと同じことなのかなーと思う
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2010年11月26日金曜日

農家戸別所得補償制度


現政権の農政の目玉に農家個別所得補償制度がある
販売する米と野菜の所得を補償するというものです

米で補償を受ける為には
42%の減反をしていること
水稲共済に加入していること
自家用米として10アールを引いた残りに
10アール当たり15000円をくれるというものです

この条件で補償金を受けられるのは
集落の2割の農家です

今年の米は豊作でもないのに価格が
暴落しているのは補償金があるというので
業者が買い叩いているのです

今年は野菜の高値が続きました
私は野菜農家なので売上げが伸びているのに
補償金をくれるのもおかしな話です

今までは転作補助金は行政や農協が
手続きをしてくれていましたが今年からは
自己申告になりました

野菜の補償を受けるためには
播種定植時期 使った肥料の種類と量 農薬の種類と使用回数
収量 単価 販売金額 販売先の証明書の添付

こういう書類に慣れている私でも半日を要して
7枚の書類を書きあげて今日提出しました

私は基本的にこの制度に反対です
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2010年11月25日木曜日

ナメコ


22日は雨が降った そして24日の朝 裏山に
ナメコが一斉に生えてきた

山でナラやクヌギの倒木に自然に生えているのを
見付けることがある

これは4年前にクヌギの木に菌を植えたものです
春先に菌を植えて翌年の初冬から生えてきます

今年で3回目の収穫です
桜に植えると持つところがないほど生えてきます

桜は木の皮が薄いので一回生えると皮が
剝けてしまい一年ぽっきりです

その点クヌギはそんなに生えませんが
皮が固いので数年は発生してくれます

茸を取る時手がヌルヌルしてきます
健康に良いと言われるムチン質が多いのでしょう

一斉に生えてくると一度には食べきれないので
洗って一回分をポリ袋に入れて冷凍しておきます

こうしておけば何時でも美味しいナメコの味噌汁を
楽しめます

家の周囲では他にシイタケやヒラタケ(シメジ)が
次々と生えておりこの時期はタケのオンパレードです
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2010年11月24日水曜日

大根干し


漬物用大根を洗って田圃に干した
広い田んぼは日当たりも風通しもよい

子供の頃はどこの家にもこの時期になると
軒下に漬物用の大根が干されていた

今は全くといってよいほど見られなくなった
田舎でも沢庵は「買って食べるもの」になったのだろう

また 味噌も皆作っていた
大きな釜を近所で順番に使って大豆を煮ていた

自分の家で味噌を作らなくなったので大豆を
作付しなくなった

安い輸入大豆で安い味噌が売られている
何でも「作るよりは儲けて買う方が安い」からだろうか

少々手間がかかっても色んな農産加工をするのは
楽しいしコストを考えないので美味しい

安全でおいしいものを作れるのは田舎暮らしの
特権ではないでしょうか

美味しいものをたくさん作って知人に
おすそわけして喜んで貰う
これも楽しみの一つです
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2010年11月23日火曜日

観音寺の紅葉


美作市万善の黒見山観音寺は拙宅より
車で十数分の距離にある

先代のご住職が境内や参道に数百本の
モミジを植えられモミジ寺として有名です

1週間前訪れて沢山の写真を撮らせて
頂いた その中で一番のお気に入りが
この写真です

この2本は本堂の右奥にあり緑をバックに
力強い紅葉に依りそうように優しい紅葉
静寂のなかで暫く見とれていました
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2010年11月22日月曜日

沢庵用大根


これは沢庵漬け用の大根です
細く 白く 長い大根です

この大根の品種はタキイ交配種の「白秋大根」です
以前は沢庵用品種として有名な「阿波晩生大根」を作っていました

この品種に変えてから十数年になります
生長が早く曲がらず柔らかいからです

写真でも分かるように長い大根で先は細く
くさび型で土中深く入っています

だから引き抜くのに苦労します
急な力を掛けて抜くと左から2本目のように
千切れてしまいます

腕力だけで抜かず背中の筋肉を
バネのように使ってゆっくりと抜きます

この大根は良いものだけを集めて写したのでは
ありません 抜いたままを写しました

このように揃っているのは25cm間隔で
点播したからです
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2010年11月21日日曜日

野菜宅配定期便


化学肥料を使った野菜作り(農業)はどうも変だと
気付いてから40数年が経過した

それ以来有機肥料だけで野菜を作っている
その様子は度々ブログで紹介しました

行政がおこなっている「ふるさと村民制度」がある
私は個人でその制度を真似て「苺の村」をつくったのは
平成元年であった

年会費10000円で3回「ふるさと便」を送っている
春はイチゴ 夏は野菜 冬は野菜プラス餅などの加工品が入る

限定100名であるが延べ250名を越した
会員の中から安全で美味しいので
毎月送って欲しいという会員が現われた

それらの会員を「プリペイド会員」として毎月20日に
野菜を送っています 私の作っている野菜しか
送らないので中身はこちらまかせ まるで
料理屋の「おまかせ料理」みたいです
端境期には遅れない月もあります

ちなみに昨日送った野菜は
白菜 キャベツ ホーレンソウ ミズナ コマツナ 玉ねぎ キュウリ
ブロッコリー ラディッシュ サトイモ 大根 小カブ レタスの13品目
価格は2100円プラス クロネコ送料です
野菜の値段は道の駅への出荷価格です
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2010年11月20日土曜日

サニーレタス


昨日のブログで野菜の種子代は経費全体から見れば
僅かなので少々高くても種子代を倹約しないようにと
書きました

このサニーレタスの色はご覧のとうりです
とても大きな株になります

この種子は100粒入りが250円します
サニーレタスとしては高い種子です

普通の種子は1袋150円の定価で売られて
いてい1袋播けば300株の苗はできます

1株当たりの種子代は数倍かかりますが
道の駅に出荷して一般品より2割高くても
直ぐに売り切れてしいます

家庭菜園で販売目的で無い人でも
種子選びは野菜作りのスタートラインです
種子代をケチると良い結果はついてこないでしょう
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2010年11月19日金曜日

105対315

圃場の隅っこが少し余ったので何を植えようかと
考えた 

短期間に採れて面積や畝の形状に左右されない作物として
ラディッシュを考えた

店に行くとラディッシュの種子があった
そこには105円と315円の2種類があった

そこで安いのを1袋と高いのを2袋買ってきて
早速播種した

出来あがってその差は歴然とした
この写真は高い方の種子です

両方の写真を並べるとよく分かるのですが
高い方は
 根の形が揃っている
 色が鮮やか
 葉がコンパクトにまとまっている
安い方は全く逆であった

野菜作りに出発点は種子選びから始まる
労力 肥料 種子代は野菜作りの
基本的な経費です

全体経費のなかで種子代の差額は
小さいものです

家庭菜園と言えども種子選びは
慎重にしなければならないと思います
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2010年11月18日木曜日

近くの山での紅葉


a

ここ数年紅葉狩りに行っていないので
今年こそ二人で出かけようと思っていた

野菜の手入れや出荷そして雑事
今年もかなわなかった

私の住んでいる集落は東西に県道が貫通している
集落のはずれは人工林の中を縫って走り
まるで林道みたいで昼間でも薄暗い

ヒノキの林立する向かいの山にこのような
紅葉を見つけてパチリ 

今年はこれで紅葉狩りをしたことにした
花より団子 美味しいものでも食べに行こう
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2010年11月17日水曜日

コマツナ 3回目

10月24日に収穫直前のコマツナを
10月31日には収穫後すぐに用意していた
苗を植えたと載せました

植えてから20日も経たないのに
この大きさになり今日から収穫です

収穫後種子を播いていたら今やっと
本葉がのぞきかけているでしょう

コマツナやホーレンソウをこの様にして
作ると種子を播いて作るより同じ面積で
3倍の収量を上げることが出来ます

こんな作り方は教科書にはありませんが
小さな農家の知恵なのでしょうか
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2010年11月16日火曜日

ブルーベリーの紅葉


ブルーベリーが今年は綺麗に紅葉した
夕方撮ったので少しボケタような写真になってしまいました

今年は紅葉が何処でも綺麗です
色んな条件が良かったのでしょう

8年前に枝を貰ってきて挿し木をしたものです
もうこれ以上鉢植えは無理のようです

ブルーベリーはとても酸性が好きです
挿し木もバーミキュライトに挿すよりも
ピートモスに挿すと容易に発根します

近所の人が早生種を植えていたので
小さな鉢植えのブルーベリーを持って行き
枝を一本貰ってきて3本の苗が出来ました

増やしていく内に50本近くになりました
大きいのから順次露地植えにしていきます

鹿やヒヨドリの防護を十分にして・・・・・
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2010年11月15日月曜日

ワケギ


ワケギは分葱と書き種球を植えると
次々と分球して大きな株になる

ワケギはネギとシャロット(玉ねぎの仲間)の
交雑種で実は付かない 増やすためには
分球して増えた種球を用いる

ネギやタマネギに比べて暑さや寒さに
弱いようです

普通の栽培では植え付けは8月下旬から
始まります

このワケギは10月になってから植え付けた
早く植えると年内に収穫出来るようになる

ワケギは早春が旬の野菜と思っています
子供の頃は春の彼岸頃から食べていました

このワケギは年内にビニールを掛け
露地物が出回る前に収穫する予定です
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2010年11月14日日曜日

種なしユズ


この小さなユズは種なしユズで
「多田錦」という品種せす

マッチは3.5cmX5.5cmですから
その大きさが分かると思います

特徴はその名のとうり種子がない
そして果汁がとても多い

我が家ではスダチも植えていますが
もっぱらこちらを使っています

サンマを焼いた時2人で一個で十分です
寒い時 生姜湯にいれると より美味しくなります

三本植えているのでたくさん実ります
それを搾ってポン酢を作ります

搾ったあとはユズ風呂になります
一本は植えておきたい家庭果樹です
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2010年11月13日土曜日

スモモ

冬空の下でスモモが実を付けていました
9月21日のブログに「スモモの開花」を載せました

それが実を付けていたのです
あちこちの枝に結実しているのです

本来来春に花を咲かせ実を付けるものが
今の時期このような姿になっている事は
来年のスモモは期待出来ないでしょう

今春沢山の実を付けていたのですが
まれに見る晩霜で落果してしまいました

8月には異常高温のなかで害虫が大発生
葉を食い尽くしました

9月になって新芽を吹き花が咲きました
異常気象が続いた上に害虫まで発生
スモモの生理を狂わせてしまいました

このスモモの品種は「サンタローザ」ですが
「大石早生」も「ソルダム」も同じ状態です

自然には逆らえませんね
自然はいつも恵みを与えてはくれないようです
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2010年11月12日金曜日

黒大豆の紅葉

黒大豆の葉が黄色く色づいてきた
これは実がたくさん付いているという証です

この状態で霜が降ると一斉に落葉します
逆に実の付きが悪いと青々とした葉を付け
霜に遭っても落葉しないので手で取り除きます

黒豆の圃場で葉をむしり取っている人を
見かけることがありますが 実が一杯付いておれば
無駄な農作業です

実が付いていないのは
 適期より早く植えた
 肥料が多過ぎた
 着莢期に水不足にしていた
 密埴していた
 カメムシの被害で豆が付いていない
等の理由が考えられる

どんな作物でも上手く出来ないのは
ルール違反を知らないままにやっているのです

作物が主人公 人間は裏方 逆はあり得ません
本末転倒にすると作物は出来ません
当たり前の事です
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2010年11月11日木曜日

冬どり白菜

これは冬取り白菜で一か月もすれば
収穫が始まります

葉は厚く光沢があり順調に育っています
全然病気の発生もなく健康そのもの
こうして眺めていると、こちらまで元気を貰えそうです

ハクサイを定植した頃は猛暑が続いており
日中はグンニャリして上手く出来るだろうかと
心配していましたが取りこし苦労でした

現在白菜の市場価格が1kgあたり100円も
しています。やはり猛暑の影響が出ているのでしょう
例年に比べて5割は高いと思います

昨日夕方大型食品スーパーによって見ると
中くらいの白菜を半分に切ったものを
250円で売っていました

私の野菜は全て有機肥料だけで作っていますので
白菜は軟らかくて甘みがあって鍋物には最適です

消費者の皆さんにきっと喜んで頂けると思います
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2010年11月10日水曜日

もぐら


この写真はタマネギの苗床をモグラが
通過して土を盛り上げています 毎日のように
新しいモグラの跡があります でも苗は枯れません

私の圃場はどこもモグラの跡で一杯です
実害がないのでそのままにしています

皆さんからよく質問されるのは「モグラに困っている」
「モグラが通ると植えている野菜が枯れる」と言われます

モグラはミミズを食べるためにやって来ます
ミミズは土の中の有機物を食べているので
有機質の多い良い土ほどモグラが多くなります

私の圃場は長年堆肥などの有機物をたくさん
入れてきたので保水力が大きいのでモグラが
トンネルを開けても乾燥しないのです

モグラは捕っても捕っても新しいインベーダー(侵入者)が
やってきます「イタチごっこ」ならぬ「モグラごっこ」です
時間はかかりますが有機物をたくさん入れて
保水力の大きい土にすることが肝要でしょう
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2010年11月9日火曜日

国産大豆


3日連続して同じ画像でゴメンナサイ
この大豆が兵庫県佐用町上月(こうづき)地域で
原種保存されている「もち大豆」で上月地域では
大々的に栽培され地域農業の振興に一役かっています

この大豆の加工品(味噌や豆腐)は「ふれあいの里 上月」で
販売されています

豆腐一丁400gが190円 味噌1kg700円
姉が上月に住んでいて よく買いに行っています
とても美味しいと言っています

地元の道の駅「彩菜茶屋」でも ほぼ同じ値段で
売られています 地元産の大豆で作ると誰がつくっても
同じような値段になるようです

ところが大手スーパーに行くと二分の一から
安い時には三分の一で売られることもあります

大量生産 大量販売だけでそういう値段になるとは
到底考えられません 

ある時余りにも安く売られているのでラベルを見ると
原材料に「脱脂大豆」と書かれていました これは油を搾った
後の大豆で家畜の飼料です 脱脂大豆で味噌も豆腐も作れます 健康食品の豆腐も
これでは「何をかいわんや」です

国産大豆製品を食べることが自分の健康と地域農業の
維持につながるのです

地域農業大きくいえば日本の農業が潰れると
一番困るのは消費者だろうと私は思っています
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2010年11月8日月曜日

G M大豆

昨日と同じ画像です
今日は遺伝子組み換え大豆について
知っている事を書いてみます

日本の大豆の90%以上が輸入されています
その内大部分がアメリカからです

アメリカの広大な農地で大豆は作られていますが
大豆作りは雑草との戦いです

そこに救世主が現れました
それはGMの大豆です

GMというのはGenetic Modification
つまり遺伝子組み換えの大豆です

ラウンドアップと言う除草剤があります
散布すると吸収されて根を枯らすので
植物は根こそぎ全て枯死します
非選択性なので全ての植物を枯らします

ラウンドアップに抵抗性のある遺伝子を大豆の
遺伝子の中に組み入れました

するとGM大豆はラウンドアップを散布しても
枯れない大豆になりました

アメリカの大豆農家にとってGM大豆は
正に救世主でラウンドアップを散布すれば
大豆以外はすべて枯らします

アメリカの大豆の95%がGM大豆に
なっています 日本人の大部分はGM食品に
拒否反応を示します

日本の伝統食である味噌 醤油 豆腐に
GM大豆が入っていないことをどうやったら
証明出来るのでしょうか
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2010年11月7日日曜日

もち大豆


昨日「もち大豆」を収穫した 本当はもう少し
田圃に置いて置きたかったのだが鹿にたべれられないうちにと
採り入れた

「もち大豆」と言うのは兵庫県佐用町上月(こうづき)地域で
原種保存されている大豆の品種です

特徴は甘みがありもっちり感のある大豆で草たけが
大きくなってご覧のようにたくさんの実が付く

今夏は猛暑続きで日中は葉が萎れていた
野菜の収穫で忙しかったので放置したが
たくさんの実が付いて驚いている

JR姫新線上月駅には「ふれあいの里 上月」があり
道の駅のように特産品を売っています

そこでは「もち大豆」で作った味噌や豆腐を
売っていて大変人気になっています

植えていたのは僅か1アールの三角形の田圃
これだけ作っておけば自家用には十分

これからは夜が長くなるので夕食後豆腐を
よく作るようになる ニガリを入れて豆乳が
固まりかけた時お椀に汲みあげて食べる
「汲み上げ豆腐」は格別の美味しさ

年が明けると「寒仕込み」の味噌を作る
子供家族の分も含めた自家用です
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2010年11月6日土曜日

サトイモ

今 岡山県で「国民文化祭」が開催されている
11月6-7日に国際サーキット場にエコカーがやって来る

場外にテント村が出来私に野菜を販売して欲しいと
要請がきた 私は7日に出店する

そこで色々用意したなかにサトイモがある
そんなに売れないだろうから10株だけ掘った

掘ってみて驚いた 丸々とした子芋がいっぱい入っていた
バスケットに入っているのは販売出来るイモ 15kg
ザルに入っているのはクズイモ 0.6kg

今夏の猛暑にも拘わらず抜群の成績を出してくれた
有機肥料 敷きワラ 一日おきの灌水(自動灌水)

それぞれの野菜にそれぞれの作り方がある
セオリー(理論)に忠実であれば野菜は必ず
応えてくれる だから野菜作りは面白い
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