2010年6月29日火曜日

バラ


10年以上前に新接ぎ苗を買った

接いだばかりの苗で新芽が15cmほど伸びていた

苗には白い絵札が付いていた

ところが育ててみると赤い花が咲いた

「真赤なうそ」のバラだった

どちらにせよ 綺麗に咲いてくれたらそれでいい

梅雨の時期 庭先を明るくしてくれている

今日のブログは赤い花 2題です
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ベゴニア

数年前 野菜の直売(引き売り)をしていると

一軒のお宅に見事なベゴニアが咲いていた

鉢植えで高さ50cm位 真っ赤な花が全体を覆い

まるで炎に包まれているように見えた

小さな一枝を貰って帰り挿し木をして大きく育てた

地元の文化祭に出品したら大変好評を博しました
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2010年6月28日月曜日

逆立ちキュウリ

キュウリの雌花が上に向いて咲きました

キュウリはそのまま上に向かって大きくなりました

イボイボが上にあるのでこちらが下半分です 逆立ちしています

今朝の収穫15Kg(140本)の内曲がったものは4本でした

土がよければこの葉のように病気も出ないし殆ど曲がらない

秋どりのキュウリは今が種まきの適期です
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2010年6月27日日曜日

ストケシア

6月中旬ころから咲き始めます

アメリカのカロライナ州からルイジアナ州のあたりが原産地です

日本へは大正の末期に入って来たそうです

青い色の花が多く その色から和名は「ルリギク」と言われます

長年作っていますが病害虫は全く無くて作り易い花です

今日のブログは「花三題」です
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200リットルのプラスチックのドラム缶を半分に切って植えています

大きな葉の間を縫うようにして小さな蕾が出てきました

この蕾が握り拳くらいに大きくなってから開花します

旧盆頃まで咲き続けます

開花する時の音を聞いたことはありません

庭先でハスとスイレンが夏を演出してくれます
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スイレン

廃物の水の漏らないプランターに植えています

これから次々と咲いてきます

スイレンは暑さを忘れさせてくれる花です
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2010年6月26日土曜日

水ナス

今年はナスを遅く植えたのでやっとこの大きさになった

花は早くから咲いたが樹が小さい時成らすと実は小さく樹がこびれてしまう

ある程度樹に勢いが出てから成らさないと良いものが取れない

下葉の腋芽は取って2本のV字仕立てにする

これから枠を作り支柱を立てて誘引する

今年は水ナス60本と千両2号を120本植えている

水ナスのほうが作り難いが漬物にすると最高のナスだ

地元では売り難いが大阪(箕面)ではよく売れるのではないかと期待している

本場大阪の生産者に負けないように作ろうと思っています
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2010年6月25日金曜日

バレーショ収穫


バレーショ(メークィーン)の葉は青々と茂っている

イモの大きさを確認するために手で探り掘りしてみた

丁度掘り取り適期の大きさになっている

このまま10日も掘らずにおくとコッペパンみたいになって売り物にならない

そこで急遽夕方5時30分から掘り始めた

私は三つ鍬で掘り 妻は拾い集めた

日没までにどうにか掘り終えた

帰宅した時 日はとっぷり暮れていた

種イモは15Kg栽培面積は60平方メートル(18坪)

2コンテナーは小さいイモ 8コンテには大きいイモが約25kg入っているので200kg取れた

10数年の連作圃場で素晴らしい結果をだしてくれた

最近このような運搬車を買った 重量物を積んで道無きところを出這入りする

積載量500kg 軽トラよりも多く積める ダンプするので土砂の運搬にも便利だ

メーカーは自動車やオートバイを作っている「ホンダ」です

我が家ではホンダの農機具が7台ある 軽トラもホンダだから8台かな
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2010年6月24日木曜日

キュウリNo2

公開してから10日目です

順調に生育しています

光沢のある葉と全く病気に罹っていない葉」

間もなく収穫が始まります

収穫は朝夕の2回 収穫作業よりも子蔓や孫蔓の摘芯作業のほうが

多くかかります

キュウリは樹勢が落ちると病気が多く発生して曲がり果が多くなります

有機質肥料の早目の追肥と灌水が大切です

品種はタキイの「北進」です
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田植

6月23日市内で最も遅い田植をした

コシヒカリを10月中旬に刈ろうとすると田植えがこの時期になる

秋の彼岸を過ぎると昼と夜の温度差が大きくなる

すると米は甘みを増してくる

高冷地のブドウが甘いのも同じ理由です

信州のブドウ 巨峰が日本一になったのも内陸性気候で

夜間気温が下がるからです

私の米は田植えをする前から予約済みです

やや高価なのですが美味しいからでしょう

この田植え機は数年前に知人から2万円で譲ってもらいました

364日と20時間を農機具舎で寝ています

田植え機のような身分になってみたい
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2010年6月23日水曜日

トマトNo3

トマトの生育は驚くほど早い 

定植してから20日程で3段目の花が咲いている

左画面に見えるトマトはミカンのMサイズになっている

今のところ病害虫は全く見当たらない

良く耳にする話がある

それは大きな野菜農家は販売用と自家用と別々に作っていて

自家用は農薬を使わないそうである

とんでもない話です

私は家族が食べると同じものを消費者に届けようというポリシーで

40年あまり野菜を作ってきました

そのためには徹底した土作りと有機肥料だけで作ります

化学肥料は一切使いません

支柱は冬の間に用意していた細い竹(寒竹)で長さは2.1mあります

明日はキュウリをご覧下さい
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2010年6月22日火曜日

大丸ナス


ナスは連作(同じ野菜を同じ場所で作ること)を嫌う野菜と言われています

ナス科(トマト ナス ピーマン バレーショ)はみな同じで一度植えたら数年植えられないと言ってた人がいました

そんな事はありません

このナスは3年連作してこんな大きなナスが採れました

目方は1.2Kgありました 約10個分の大きさです

土作りをすると連作可能になります

私の野菜は全て連作しておりイチゴは40年連作しています

くわしくはまたの機会に詳しくお話します

ナスを持っているのは幼稚園年長組の外孫です

これは昨年7月の写真で地元の新聞(山陽新聞)に載りました
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2010年6月20日日曜日

トーモロコシNo5

雄花 雌花が出揃いました 今受粉の最中です
雌花は他の品種の花粉が大好きです 一番浮気な作物です
300m以内なら余所の男のほうがよいのです
そうすると品質が低下して甘みが落ちるのです
だから産地では家庭菜園のひとには無料で種子を配り産地全体を同じ品種で統一するのです

雄花が綺麗に展開しています
これはトーモロコシの最大の害虫「アワノメイガ」がいないことを証明しています
この虫の幼虫がいると雄花は団子状になり雄花は展開しません
幼虫は茎の中に入りトーモロコシに達します こうなったらどんな農薬もアウトです
トーモロコシは全滅です

キャベツのアオムシなら手で取る事ができますが「アワノメイガ」は茎の中ですから
手で取ることは不可能です
これを防ぐためには草たけ1mくらいの時スミチオン1000倍液を葉の裏に散布します
葉の裏に産卵しているからです
スミチオンはトーモロコシには4回まで使用が許可されています(収穫1週間前まで)
このトーモロコシには1回だけ使用しています
土作りをして有機肥料だけで作ると病気は殆どでませんが害虫までは防ぎきれません

完璧な無農薬を要求される消費者がいらっしゃいますが一度ご自分で作ってみてください
私は農薬は嫌いです でも私は病気になると薬(副作用のない薬はないと言われています)を
飲みますがこれは直接口にいれるので農薬より恐ろしいですが仕方がありません

私は不器用で「絵」が描けません
畑というキャンバスに野菜の絵を描いて楽しんでいます

通路にあるのは灌水用の50mmのホースです
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2010年6月19日土曜日

南瓜(1ケ月後)

南瓜を植えて間の無いころ(五月一六日)ブログに公開してから1ケ月、こんなに大きくなりました

たくさん成っており座布団(メロンマット)を次々敷いています

畝幅4.5m株間1mで植えており摘芯して3本仕立てです

元肥は少なくして最初の雌花が見えたら第1回目の追肥です

第2果で2回目の追肥、3回目は樹勢を見ながら追肥をします

追肥は用意している「ボカシた有機肥料」または「有機液肥」です

作り易くて作り難い野菜が南瓜です
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南瓜の座布団

南瓜が握り拳位になったらマットを敷きましょう

これはメロンマットですが家庭菜園の人は発泡スチロールを15cm角に切ったものを敷いて下さい

敷いていないと下側にブツブツが出たり接地面が黄色くなり見た目が悪くなるだけではなく腐れが入ることがあります

この南瓜は「九重栗南瓜」という品種で私はこれ以上美味しい南瓜を知りません

昨年福島県は「ブランド南瓜」と認定して売りだしました

とても作り難い南瓜です プロ農家向きで家庭菜園では作らないほうが良いでしょう

以前「千里阪急」に出荷していた時、大変な人気を博しました

完熟しても包丁が軽く入り煮る時間は半分、とても紛質で美味しいです

切り口は濃い黄色でハート型です

私は「イエローハート南瓜」のネーミングで売っています
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南瓜の根

ka
南瓜の白い根が地表にまで張り巡らされているのが見えます

このような状態になると樹勢は衰えず南瓜は成り続けます

南瓜を棚作りしたりネット栽培すると収量は落ちます
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2010年6月17日木曜日

落ち葉集め 3種の神器

熊本県にある菊池養生園診療所の竹熊宣孝医師(通称熊さん先生)は次のようによく言われます
「医は農に学べ 農は自然に学べ」と

医学がいくら進歩しようと食べ物(農産物)を間違えたら健康になれない
その農産物は自然なかたちで作られなければならない
つまり 有機農産物が健康をもたらすと説かれます

診療所と言っても大きな病院です
その診療所には畑があって熊さん先生が陣頭指揮して職員や軽症の患者は有機農業をして
その農産物が病院食になっています

健康な土から健康な野菜が生産されそれを食べて人間は健康になる
先生の持論です 全くそのとうりだと思います
土の健康と人間の健康はイコールなのです
化学肥料や農薬で土を汚染すると人間も汚れます

「農は自然に学べ」
山(自然)は長年の落ち葉で土が肥えているから
毎年緑は茂り木々は大きくなっていきます

落ち葉集めは有機農業の入り口です
私は落ち葉を集めるために3種の神器を用意しています
ブロワー(強力な風で落ち葉を吹き寄せます)
熊手(当地ではコマザラと言います)
ガーデンバック(落ち葉をいれます このバッグを2段積みにすると12個が
軽トラに積めます)

落ち葉を入れると畑は見違えるように変わってきます
その様子をブログで紹介していきましょう
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2010年6月16日水曜日

秋バレーショ用種イモ

昨日秋バレーショ用の種イモを掘った 
「デジマ」という品種で休眠期間が50日と短く秋作に適している
休眠期間というのは芋を掘ってから芽が出るまでの期間をいう
よく作られている「男爵」やメークイン」は休眠が長いので秋作は出来ない
「デジマ」も遅く掘ったのでは秋作に使えないのです
秋作の植え付けは8月下旬なので遅くとも20日までには掘らなければならない

今の時期に掘ると普通 イモはまだ小さいので必要量だけ掘れば良い
必要量だけ掘っていたのだが今年はやたら大きい
大きいのは400gを超している
こんなことは初めてです
敢えて理由を考えてみると落ち葉の効用だろうか
落ち葉は山の英気を運んで来るのかも知れない
今年は特に落ち葉をよく集めてきた

有機農業の入口はまず落ち葉集めから始めよう
街で家庭菜園を楽しむ人はホームセンターで腐葉土を求めて下さい
必ず 良い結果がついてきます
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2010年6月15日火曜日

道の駅「彩菜茶屋」歓送迎会

岡山県美作市にある道の駅「彩菜茶屋」は昨年10月11日大阪府箕面市彩都に道の駅2号店「彩菜みまさか」をオープンしました
先月27日をもって下山社長(前列右より3人目)が退任し後任に大沢伸三氏(前列中央)が新社長に就任しました
大沢氏は美作市の前農林部長で「彩菜みまさか」出店にあたり行政側から中心的にバックアップして貰いました

社長交代ということで14日湯郷温泉(美作市)のホテル「季譜の里」で歓送迎会をいたしました
彩菜茶屋赤堀支配人 彩菜みまさか小倉店長をはじめ両店を支える中心的スタッフです

下山前社長は生産組合長と兼務でしたがこれからは600名の生産者を代表する組合長として専任いたします
600名の生産者は 安全 安心で新鮮な農産物や加工品を出品しようと一生懸命です
特に箕面店のお客さんからは「いままでのスーパーの野菜は何だったのだろう」と特に喜ばれているようです

今日のブログは新聞記事のようになってしまいました ちなみに私は前列右端です
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2010年6月14日月曜日

キュウリ

定植して10日も経つと根が張ってきて急速に大きくなってきます
畝幅180cm株間50cmに植えており、ひと畝に55本3畝ありますから
合計165本になります

土作りには落ち葉をたっぷり入れ 肥料は炭酸苦土石灰、菜種かす 骨粉 米糠 魚粉を元肥に
そして微生物資材としてタキアーゼ コーランを施肥した

土の状態がよければきゅうりは殆ど曲がりません
10日目毎に公開しますからご覧下さい
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2010年6月13日日曜日

夏秋トマト

定植したのが5月28日だから13日目の写真です
やっと支柱(竹 2.1m)を立てた 
1段目はミニトマトの大きさ 2段目の花が咲いている
夏野菜に全面黒マルチをする人がいるが地面が高温になるので
してはならない
敷き草 敷きワラが最も良い 肩の部分は敷けないので雑草対策として
肩にだけ黒マルチをしている キュウリ ナス ピーマンなども同じようにする
近いうちに雨除け用に天井にビニールを掛ける
トマトはカルシュウム不足にすると「尻腐れ病」になる
人間で言えば「骨粗鬆症」です
石灰質肥料(炭酸苦土石灰やカキがら粉末)を施肥していても
真夏には必ずと言ってよいほど尻腐れ果が出る
これを完璧に防ぐ方法がある
それはカルシュウム剤(カルプラスなど)の葉面散布(500倍)を
10日または2週間に一度すれば「尻腐れ病」は出なくなる
是非 お試しください
40年に亘る野菜専業農家で有機農業に取り組んできました
野菜作りで分からないことは何でもコメントでご質問ください
あまりにもマイナーな野菜については分からないかもしれません
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2010年6月12日土曜日

梅の収穫

今春の気候は異常続きだった 2月にとんでもない暖かさになったり4月になってから薄い氷が張った
この寒さで梅の幼果は凍傷になり落果 桃やスモモの花は寒害 こんなことは知らない
野菜専業農家ですが趣味で果樹をたくさん植えています
孫がやって来て「爺ちゃんのお家は果物屋さん」と言ってくれますが今年はがっかりするだろう
全く収穫出来ないのは 桃 スモモ さくらんぼ りんご プルーン 柿 かりん キウイフルーツ
梅は13本植えているのでやっと自家用 例年だと鈴なりになるのだが・・・・
ブルーベリーは多くの実を付けてくれた
いま開花しているユズ ミカン これから咲くキンカンは実を付けるだろう
私の果樹は趣味だから「また来年」と気楽なのですが
和歌山の梅も少ないと聞いています 年一作しか収穫出来ない果樹農家は大変だと思う
人間は自然の恵みの中で生かされているのだとつくづく思う 
思いあがった人間に対して神が時々警鐘を鳴らすのでしょう
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2010年6月11日金曜日

サルビアの苗

今年もたくさんのサルビアの苗が作れた サルビアは発芽温度が高いのでプランターに種子を播いてもなかなか発芽しない
私は野菜専業農家で野菜の種子を播く時温床に播くのでよく生える 今年は約500本ほど作った これらは販売しない
市内にある中学校(1)小学校(1)幼稚園(2)に配った 子供らに花を見て「綺麗だなー」という優しい心を持ってもらいたいと思うからです
娘が幼稚園に入った時から始めたので かれこれ30数年になる よく続いたものだと我ながら思う時がある
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2010年6月10日木曜日

枝豆の開花


枝豆の花が咲き始めた 白い小さな花で葉をかき分けはければ分からない
開花を確認したので直ぐに追肥をした
開花時点の肥料不足は1粒莢が多くなり2-3粒莢が少なくなる
私は有機肥料しか使わないので連作出来る
(連作というのは同じ場所で同じ作物を作り続けること)
それに丈夫に育つから病気がこない
病気が来なければ農薬がいらない
健康な人が医者にかからないのと同じです
葉も艶々と光っています 健康な人の肌と同じです
草(雑草)が一本もないのは除草剤を使っているからではありません
全て手取り除草で軽トラにはいつも除草用の鍬を積んでいます
種子を播いて作ると欠株が出来るので私は苗を作って植えます
こんなやり方は大量に作れません
まさに手作りの農業です
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2010年6月9日水曜日

トーモロコシNo4

5月2日に定植して37日目でこんなに大きくなりました
中心に雄花が見え始めました
この時期に追肥をしなければ大きなコーンは取れません
間もなくヒゲのついた3本の雌花が付きます
一番上の雌花を残し 他は間引きます
間引いたコーンはヤングコーンとして利用出来ます
7月上旬には収穫出来るでしょう
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