2014年8月31日日曜日

レンゲ種子

先日JAに注文していたレンゲの種子を入手した
これを9月中頃蒔く予定です

稲刈りする時には一面に生えてきて
来春には田圃はレンゲの花で覆いつくされるだろう

私が子供の頃はいたるところでレンゲの花が咲いていました
どの農家にも牛を飼っていたので飼料として作られていました

私の集落ではレンゲを蒔くのは私だけです
春にれんげの花が咲いているのが私の田んぼです

広い田圃に堆肥を作って入れることが出来ないので
レンゲで土作りをして美味しい米作りを目指します

2014年8月30日土曜日

サルスベリ

御近所で咲いているサルスベリ
咲いてからかなりの時間が経っています

咲き始めたのは何時頃だったでしょう
それ程長い期間咲いている

漢字で書くと「百日紅」と書くそうです
「名は体を表す」とか

でも白い花もあります
「百日白」とは書かないでしょうね

 
木(幹)の肌がツルツルしているので
猿も滑って登れないだろうとこの名がついたのでしょう
 
でも猿はちゃんと登れるそうです

2014年8月29日金曜日

白菜の苗

プラグトレーに蒔いた早生白菜が発芽した
本葉2枚目が見えてくると6cmのポリポットに鉢上げします

手間のいる作業ですが苗がよく揃い
収穫する時に一斉にできます

今日は中生、晩生の種まきです
なんと言っても白菜は冬野菜の王様か

寒い冬には暖かい鍋が
一番の御馳走です

この年になって白菜の作付を減らそうと思う
重い野菜なので収穫の時 足腰にこたえる

でも私の白菜が柔らかくて甘いと
待ってくださる消費者が大勢いらっしゃる

今年もやっぱり頑張ってみよう

2014年8月27日水曜日

入道雲

昨日午後3時過ぎに入道雲が現れた
これで梅雨が上がって夏が来たのかと思わせた

それ程今夏は雨の日が多かった
雑草は伸び放題 トマトキュウリは惨憺たる状態
秋野菜を植えようにも畑が耕運出来ない

今朝は爽やかな朝を迎えた
週間予報では当分降雨は無いようだ

今まで遅れていた農作業が一気にやってきた
作業の優先順位を決めてコツコツやるしかない
まるで災害現場のトリアージみたいに

2014年8月26日火曜日

コシヒカリの出穂

コシヒカリの穂が出そろいました

今夏は雨の日が多く稲の致命的な病気
稲熱病(いもち)の発生が多くいもち警報が出ています

次に恐ろしい病害「紋枯れ病」も高温多湿で近くの田んぼで
見受けられ茎が折れたり葉が黄色くなっています

私の稲はレンゲに依る土作りと有機肥料だけで
栽培しており密植を避けています

ご覧の通り病斑は全くありません
株元もこのように綺麗です
 

稲刈りは涼しくなる10月中頃を予定しています
そして天日干しします 美味しい米作りは手間暇かかります

2014年8月25日月曜日

センニンソウ

今の時期 山の裾のや河岸で白く咲いている
センニンソウをたくさん見ることが出来ます

キンポウゲ科の花で毒草です 白く見えるのは花(花弁)では
なくて 萼です

民間療法では扁桃腺に効くとか言われています

何年前になるか忘れてしまいましたが腰痛に効くというので
言われた通り試してみました

葉を揉んで患部に貼り付けました
すると皮膚に水膨れができ まるで火傷のようになりました

元どうりに回復するまでかなりの日数を要しました
それ以来民間療法を疑うようになりました

2014年8月24日日曜日

秋野菜の苗

最近では雨の降らない日は無いほど雨の日が
続いていて畑を耕せないので困っています

今月中にはニンジンを撒かなければならないし
キャベツ ブロッコリーなどの苗も定植しなければなりません

他にカリフラワー 芽キャベツなどの苗が約1000本ほどが
定植を待っています

遅くても数日以内には植えなければ折角作った苗が
老化苗になってしまいそうです

早く秋晴れの日が来ないかなー
天気は気まぐれ まるでモンスター

2014年8月23日土曜日

米ナス

これは昨日の夕方 薄暗くなってから撮りました
少しぼんやりしています

でもナス自体は艶々として
元気そのものです

例年ですと今の時期のナスは
水不足で石ナスが多く発生して水やりに追われます

梅雨空みたいな日々が続いていますが
こんな夏は珍しい

多い雨でキュウリはトマトは出来が悪く
キュウリは特に高騰しています

喜んでいるのはナスとサトイモ
「あちらを立てばこちらが立たず」野菜つくりにも言えますね

2014年8月22日金曜日

イチジク

間もなく色づき始めるイチジク
これは「桝井ドーフィン」です

完熟するととても甘いイチジクですが全く日持ちがしません
皮がはち切れるようになったのを朝収穫して直売所へ出荷

こうすれば消費者の皆さんにイチジクの甘さを
堪能していただけるのでは

営利栽培しているわけではないので
自家用になってしまうかも たくさんジャムを作っておこう

もう一本は「サルタン」という品種です
滅茶苦茶あまいイチジクですが
小さくて外観も悪くこれこそ自家用

最近人気上昇中の果物ですが良いものを作ろうと思えば
ハウス栽培しなければならないでしょう

2014年8月21日木曜日

最終キュウリの定植

8cmのポットに蒔いていたキュウリを発芽後
一週間で定植しました

気温が高い時季なので徒長してフラミンゴの脚のように
茎が伸びてきました

ポットの中にはまだ根が張っていません
「腫れものにさわるように」丁寧に植えつけました

このキュウリの採れ始めるのは9月下旬
温度が下がってくるとキュウリは花数も少なく短かくなります

これはビニールハウスに植えているので
11月一杯は収穫出来ると思います

完熟落ち葉堆肥を10アールあたり3t入れ菜種粕など
有機肥料だけで作ります 結果が今から楽しみです

2014年8月20日水曜日

サトイモの脇芽取り

私は今の時期にサトイモの脇芽を取っています(刃物で切り取る)
植えてから放任栽培なので脇芽が沢山出ています

早くからこの脇芽を取ると葉の絶対数が足らなくなり
親株が大きく育ちません

最後までそのままにしておくと脇芽は
親芋でもなく子芋でもなく形も悪く美味しくありません

ある地方では親でも子でもないので
ネーヤン(お姉さん)イモというそうです

経験から今の時期に脇芽を切り取るのが
ベストの方法のように思われます

2014年8月19日火曜日

イチゴランナー

夏野菜の収穫に追われてイチゴの管理がおろそかになった
除草をしてやっとこの状態

本来ならば畝一面にランナーが発生していなければならないのです
8月の終わりに小苗を移植するのがベストです

でもこれでは必要本数が足りません
これから薄い有機液肥や十分な灌水で苗の確保を図らねばなりません

最低1000本の苗を確保しなければなりません
これから頑張るぞう!

2014年8月18日月曜日

秋馬鈴薯植えつけ準備

秋馬鈴薯の植えつけが近づいてきたので
このように切断しました

品種は「デジマ」です この品種は休眠期間が
短いため掘り取り後二か月もすれば芽が出てきます

一日もすれば切り口が乾いてきます
そうなると湿ったピートモスの上に切りを下にして
並べ その上にたっぷりとピートモスを被せます

一週間もすれば発芽してきます
発芽が確認できたら一芽にしてすぐに植え付けます

秋馬鈴薯は植え付けが遅れると収量が落ちてくるので
早めの作業が大事です




2014年8月17日日曜日

私流の米つくり

先日 元農協マンだったMさん(80歳)から聞いた話

江戸時代 備前藩のお殿様(岡山城 城主)は
現在の吉備中央町の米を食べていたそうな

吉備中央町は岡山県のほぼ真ん中
吉備高原の中心部にあります

標高が高く夜温が下がります
昼と夜の温度差が大きいと果物はとても甘くなります 米だって同じ

長野県の巨峰ぶどうが日本一甘いのも内陸性気候で夜温が下がるから
岡山県のピオーネが県南よりも県北が美味しいのも同じです

私の米つくりは遅く植えて遅く(10月中旬)刈る そして天日干し
穂が出そろうのは今月の終わりになります 品種は「コシヒカリ」です

隣りの田んぼの稲は穂を垂れています
9月中ごろには刈取りが終わっていると思います


「暑さ寒さも彼岸まで」 彼岸までにはほとんどの田んぼは
稲の収穫は終わっています





2014年8月16日土曜日

花の名前?

この時期になると庭先に
こんな花が咲いてきます

私が子供のころから
咲き続けています

彼岸花科の花だと思うのですが
名前が分かりません

ネットで色々調べたのですが
やはり無理でした

どなたか この花の名前をご存知の方
コメントで教えて頂けませんでしょうか

2014年8月15日金曜日

太秋柿

これは太秋柿(たいしゅうがき)です
ホームセンターで苗を買ってから5年になります

大きな柿になり食感は梨のようで
とても甘い柿です

昨年初めて2個の実を付けました
今年はおよそ30個は成っているようです

柿栽培農家ではないので殺虫剤の散布はいたしません
カキヘタムシの被害に遭うかもしれません

でも昨年よりは多く採れそうです
今から秋が楽しみです

2014年8月14日木曜日

つくね芋

自家用につくね芋を30本ほど 植えています
自家用ということで放任するから毎年良い芋が採れません

今年は少し性根を入れて作っています
ご覧のように葉がこんなに繁茂しています 大きなツクネが採れそうです

追肥水やり除草敷ラ蔓の誘引
今年こそ大きなツクネが採れるかも

販売して最も高価に売れるのは
3個で1kgの大きさ 私にそんな技術はありません

販売で無いからとにかく大きなツクネを作ってみたい
「大は小を兼ねる」大きな一個で色んな食べ方を楽しめば良い

ヤマイモと同じくらい美味しいので「ヤマノイモ」の
名称で販売されています





2014年8月13日水曜日

モグラ捕り名人

猫を飼い始めて5匹目の猫です
我が家へ来てから4年になります 雌猫です

初代の猫の名前は「ポチ」でした
それから順にコロ クマ クロ クロと続きました

一番頭のよかったのはポチ逆はクマでした
一番元気のなかったのは4代目のクロでした

このクロはとても人懐っこいネコで
はじめての人にもすり寄っていきます

まるで喋るように啼いてきます クロと話が出来ます
それに狩りの名人です 

ネズミはもちろんですが小鳥やトンボまでも
どのようにして飛んでいるものを捕まえるのか不思議です

それにモグラをよく捕まえてきます
近所の家庭菜園のモグラも捕まえてきます
夏休みで千葉からやって来ている孫は大の動物好き
初めて見たモグラに大喜び スコップのような前足に驚いていました

2014年8月12日火曜日

キュウリの発芽

今年最終作付のキュウリが今朝発芽しました
まだ太陽光線にあたっいないので黄緑色です

播種してから4日目です
これから10日もすれば定植になります

収穫初めは9月下旬になると思います
それから11月一杯収穫予想です

地球温暖化で初霜が遅くなってきているので
ひょっとしたら12月になっても収穫できるかも

勿論ハウス栽培になります
品種は「オナー」で初めて作る品種です

2014年8月10日日曜日

台風11号は岡山県を直撃する予報円に入っていました
ところが上陸したのは明石でした

その為岡山県は台風の目の西側になりました
断続的にやや強い雨が降りましたが風は殆ど吹きませんでした

前回の台風も外れました
岡山県はつくづく災害の少ない県だと思います


昨日 午後からは薄日が射してきました
収穫の終わったキュウリのネットを片付けていると小雨が降り始めました

東の空を仰ぐと綺麗な虹がかかっていました
それもダブルで

私は歌えませんがジュディ ガーランドの「オーヴァー ザ レインボウ」が
脳裏に聞こえてきました


最近ではイギリスの天才少女歌手コニー タルボット(4歳)が
見事に歌っています



堆肥作り

堆肥作りは機会をとらえて「倦まず弛まず」
作っていかなければなりません

私は圃場の隅にカッターをセットしておき
材料が手に入り次第小さく切断しています

畔草 敷きワラ 河川敷の葦など
手に入るもの何でもカッターで細断しています

材料に水分が含まれているので
積み上げているだけで発酵が始まります

野菜を作る前に堆肥作り
これは私のモットーです

2014年8月9日土曜日

堆肥散布

運搬車で落ち葉堆肥の散布です
この圃場には最も遅いキュウリを植えます

反当たり3tの堆肥をいれました
自然のパワーが詰まった落ち葉堆肥

今までの経験から落ち葉に勝る堆肥は
無いように思われます

山間地の農業はある面では
恵まれていると思います

でも落ち葉を集めて堆肥にする労力は
かなりかかります

でも 急がばまわれ です

2014年8月8日金曜日

銀杏

昨年は銀杏が少ししか成らなかった
今年はたくさん実を付けました

今年は枝が撓っています
写真の右下が枝先になります

銀杏にも隔年結果があるのでしょうか

山に植えているので下草が繁茂しています
来月初めには色づいてくるでしょう

早目に草を刈っておかなければ・・・・・・・・

今春落花生を植えたらカラスが全部引き抜いてしまいました
今冬は落花生餅が作れません

今年は銀杏餅を作ることにしよう

2014年8月7日木曜日

サトイモ

7月29日に「サトイモの日焼け」でアップしました
それから曇天や雨の日が多くなり生気を取り戻しました

サトイモの畝間は1.2mとっていますが葉と葉がくっつきあいました
今年は特別良く出来ていると思います

この状況は雨だけでは説明できません
基肥に入れた落ち葉堆肥が効いているのでしょう

この調子で大きくなると草丈は1.8mにも育ちそうです

これから気を付けなければならないのはハスモンヨトウです
最初は葉の裏に幼虫が発生します

幼虫が葉を食べることで表面が削られたように見えます
それが見えたらすぐに幼虫が拡散しない間に取り除きます

拡散したら大変な労力がかかるので
日頃の見回りが大切です


2014年8月6日水曜日

頒布会

頒布会では毎月20日に発送していましたが会員が増えてきたので
新会員は5日に送っています

一か月2回送っている会員もいます
今では地元の会員も増えています

地元会員の人にはバスケットに入れて手配り(宅配)です
送料がかからない正味の値段です

一回の値段は2000円前後 直売所へ出荷する値段です
送料は全国一律に782円 大きな赤字で送っています

昨日の野菜には「お中元セット」や私の友人への
「プレゼント野菜」も一緒に送りました

2014年8月5日火曜日

恵みの雨

今夏は梅雨末期の集中豪雨もなく雨の少ない梅雨だった
梅雨明してからは猛暑日が度々あった

この豆(黒大豆と青大豆キヨミドリ)の葉は日中萎れ気味だった
早く水やりをしなければと思っていました

昨日と一昨日は小雨が続いた
すると豆の葉はすっかり生気を取り戻した

正に恵みの雨だった ポンプで灌水するよりも効果が高い
雨の中に液体肥料でも入っているみたい

高知県では1100mlも降ったそうです
これはまるで気違い水 

収穫最盛期のハウスミョウガが全滅のニュースを
ネットで見ました  他にも大きな被害が出ていると思います 

同じ野菜農家として心からお見舞い申し上げます 

2014年8月4日月曜日

トマトNo3

これは最後に植えたトマトです
間口7.2mあり3畝がゆったりしていて通路も広いです

大玉トマトと中玉トマトをそれぞれ180本植えています
葉が良く繁茂しているのでトマトが見えません

でも葉の陰でこのように成っています
直射光線に当たらないので日焼けしたり皮が固くなりません

このハウスのトマトは秋の彼岸を過ぎてからも熟れます
夜温が下がってから熟れるので特別甘くなります

2014年8月3日日曜日

トマトNo2

これは第2作目のトマトです
間口5.4m奥行25mの小さなハウスです

おまけに両サイドは丈が低いのです
両サイドの畝を中心部に寄せたものですから通路が狭くなってしまいました

収穫の時衣服がトマトの葉に触れると
トマトの灰汁で青く汚れてしまいます

連作圃場ですが自根(接ぎ木をしていない)で栽培しています
全く病斑もなく葉肉も厚く丈夫に育っています

冬の間に作った落ち葉堆肥が結果を出してくれました

大中小の3種類のトマトを植えています
これは中玉トマトのフルティカです
果物みたいに甘いトマトです

2014年8月2日土曜日

秋冬野菜の苗つくり

まだまだ暑い最中ですが秋冬野菜の苗つくりのスタートです
猛暑の中なので発芽させるのに苦労します

秋は日照時間も短くなり気温も下がってきます
だから少しの遅れも収穫を大きく左右します

昨年は芽キャベツの苗つくりが遅れたために
年内にやっと収穫が始まりその後は寒さで良いものが採れませんでした

カリフラワーも遅くなると霜焼けして商品になりません
秋冬の気温は平野部と山間部では大きく異なります

それぞれの地方に合わせて秋野菜の種子は
蒔かねばなりません

2014年8月1日金曜日

茅の輪くぐり

昨夜は地元の氏神様 林野神社の
夏の祭り 茅の輪くぐりがおこなわれました

私は神社の役員(宮総代の一人)をしているので
年間色んな行事にかかわっています

先週の日曜日には昨夜の為の大掃除をしました
運悪く私はハチに頬を刺されてしまいました

8時前から多くの参拝者が来られました
茅で作った直径2mの輪をくぐると厄病から逃れられ
健康に過ごすことが出来るそうです


奈良の東大寺でも茅の輪くぐりが行われています
解徐会(けじょえ)と言うそうです 1000年以上続いています