2010年12月6日月曜日

ホーレンソウの種子


ホーレンソウは菠稜草と書く 法連草は当て字
これは「ペルシャの葉」ということを表している

原産地のペルシャ地方は雨が少ない乾燥地です
ホーレンソウは発芽すると地中深くの水分を
求めて直根を伸ばしていきます

乾燥にはとても強い野菜だからいくら日照りが
続いても枯れる事はありません

逆に湿害には弱く地下水位の高い圃場では
畝を高くして作らなければ生育不良になります

日本にやってきたホーレンソウは秋蒔きとして
進化 ヨーロッパへ渡ったホーレンソウは
春蒔きとして進化しました

春に日本種を蒔くと直ぐにトウダチしてしまいます
西洋種はトウダチしにくいのですが味が悪い

現在のホーレンソウの種子は両方の長所を持った
交配種が主流になっています

今まで色んな品種を作ってきましたが
たどり着いたのがこの種子です

晩生種でゆっくりと大きくなり葉が厚くなり
軟らかく甘みがあって美味しいホーレンソウです

この袋には「3万粒入り」と書いてあり
フランスで作られています
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